『ランチ酒』~原田ひ香
主人公の祥子の仕事は「見守り屋」夜から朝まで、人や動物を見守る仕事。なので、ランチが夜ごはん開店と同時、またはその前から並んでランチ。食べることも、お酒も好きなので、失敗しないようにお店を選ぶ。ランチ酒 [ 原田ひ香 ]小説に出てくるお店は実在のお店のようだ。食事の描写がうまくて、読みながら思わず食べながら飲んでいるところを想像してしまう。ただ、主人公にとって仕事終わりの夕食がいつも外食だとしたら、贅沢だよね。毎日シゴトがあるとは限らないのかもしれないけど。夜から朝までのシゴトではなく、普通に昼間働いていますが、旅行の時に昼間からお酒を飲んだり、行き帰りの新幹線でお酒を飲むのって解放感があってとってもおいしいよねこの小説、いろいろ中途半端なところがあるので、続編があるのかな。