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カテゴリ:現代社会
東京新聞の「本音のコラム」に、ミスミナコ登場です!
と言っても、この写真の本のミスミナコサイトウじゃなくて、斉藤美奈子先生! 全文引用させていただきます! 題して 『「闘う政治家」って?』 「美しい国へ」(文春新書)を読み直した。 安倍晋三首相がまだ小泉内閣の官房長官だった2006年の本である。 そうだった、思い出したよ、この巻頭言。 政治家には二種類ある。 <それは「闘う政治家」と「闘わない政治家」である> <わたしは、つねに「闘う政治家」でありたいと願っている> そいつはちょいとズレてません? 「闘う政治家」は権力に抗う野党政治家にふさわしいキャッチフレーズで、権力の中枢にいるあなたがいうのは変でしょ 当時の私はそう思ったが、その後の彼はたしかに戦闘モードだった。 首相就任わずか三ヶ月後には戦闘モードで教育基本法の改定を実行し、戦闘モードで防衛庁を省に昇格させた。 「わたしの原点」と題して彼は祖父・岸信介の家がデモ隊に囲まれた60年安保当時のことを書いている。 晋三少年、時に六歳。 長じて彼は確信する。 <まちがっているのは安保に反対するかれらのほうではないか> 民衆の運動が「敵」に見える環境で育った方である。 脱原発デモも当然「敵」に見えるよね。 七年たっても戦闘モード全開で、原発や教育や歴史認識について語る首相。 いったい誰と闘う気なのか。 相変わらずズレている気がしてならない。 ☆以上が、斉藤美奈子先生の「本音のコラム」でした。 相変わらずのはっきりしたすっきりな物言いが素敵! 「それってどうなの?」主義で、ばんばん発言してほしいです。 あれ?「それど」同盟のいもこさんはいずこに? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013.01.09 10:38:35
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