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カテゴリ:憲法に守られた平和
大沢悠里さんのTBSラジオの今日のお客様は、諏訪中央病院の鎌田實医師だった。年末イラクに作った2つの病院を回ってきたそうです。
沢山の難民が戦禍を逃れて移動していて、大変な状況らしいし、病院でもアメリカ製の体内に入って爆発する爆弾の破片を取り出す手術など、とにかく大変だそうです。 悠里さんと鎌田さんの安倍米国訪問への願いは、トランプ氏が世界を分断しそうな発言をしたら、自分は先輩なんだから、世界を平和に導くような、商売ではなく哲学的な政治的発言をするように、と諭せるくらいの関係を作ってほしい、ということでした。 平和新聞の小森香子さんの「平和の詩」今回は「平和万葉集・巻4」からでした。ご紹介します。 *いくさへと男の子ふたりを逝かしめし祖母の荒野よ知ることもなく *この青い大地を次へ継ぐために一粒の麦われも蒔かねば 秋本とし子 *見悶えて八重の桜は倒れしか四月十三日空襲の火に *木の箱に玄米飯の乏しくて歯磨き粉嘗めし学童疎開児われら 浅野まり子 *鬼も哭くあまたのガマに兵士らとともに散りたる姫百合の花 *戦いに果てし選手を君知るや甲子園の空晴れわたれども 入江春行 *餓死せるを知らで子を背に引き揚げの苦労語らず姑は逝きたり *戦争を過去となすべく黒塗りし教科書またも戦意が潜む 岩本純子 *母恋し思いつづける涙の少女八十過ぎの老婆となりしも *この子達にこの哀しみを決して与えぬ永遠に与えぬ三月十日 海老名香葉子 日本が、世界が紛争の火種を増やすことの無いよう、そしてまた今の各地の紛争が一日も早く止むように、祈ります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.02.11 19:40:58
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