オーバの研修生ブログ=研修生によるレポートです。
*アンダーラインはオーバによる加筆です。
○玉川大学芸術学部3年「き」さんの11日目報告
2008年9月12日(金)
研修内容・・・青少年サポートプラザにてフリ・フリ・フリマ準備
主催:「フリ・フリ・フリマ実行委員会」
9月13日に青少年サポートプラザにて、青少年・ひきこもり等の青少年や家族を支えるフリースクール・フリースペース等によるフリーマーケット、略して「フリ・フリ・フリマ」が開催されるので今回はそのお祭りの準備をした。
青少年サポートプラザは、青少年の抱える問題を相談できる窓口やNPO支援スペースがある施設で、年に一度NPO団体と共同でお祭りをひらいていて、今年で3回目になる。
参加するNPO団体はいくつかあったが、その中の一つ「ハートフルンルンたまごの輪」の運営補助をした。
ハートフルンルンたまごの輪は、サポートプラザで毎週土曜日に卓球などの軽運動、アニメお絵描きなど、基本的な活動は子供がやりたいことをさせてあげている。
その他にも、子供同士ふれあって友達をつくったり、子供の保護者たちがコミュニケーションをとれるようにという考えの元に作られたグループである。
今回、ハートフルンルンたまごの輪は、お祭りでクレイアニメの体験ができるスペースを設けるため、機材の設置やクレイアニメの作り方を覚えた。
クレイアニメの作り方は、パソコンにカメラをつなぎ、少しずつ粘土の位置を動かして写真撮影して最後に写真をつなぎ合わせるだけの単純な作業だ。
だが粘土が転がったり増えたり減ったりしていくプロセスは意外と面白い。しかしそれを子供に教えるにあたって問題があった。
それは、こちらが「自由に作って」と言っても何を作って良いかわからず手が止まってしまう子供がいるかもしれないということだ。
だからと言って、「○○を作って」と言ってしまうと、キャラクターを作ることに意識が向いてしまい、本来のアニメを作る、という目的からはずれてしまう可能性があった。
その部分をよく考え、当日はアニメの単純制、面白さを最初によく子供に説明してからはじめよう、という結論に至った。
大人でも、自由に作る、ということは簡単そうに見えて割と難しい。
それを子供に説明し、やってもらうということはさらに困難なことだと感じた。
なるべく多くの子供に楽しんでもらうために、当日は子供の反応を見ながらわかりやすく説明できるよう心がけたい。
フリ・フリ・フリマ・・・http://blog.canpan.info/kodomofund/archive/27
少年サポートプラザ・・・
http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/02/0230/jigyou/support/index.html
ハートフルンルンたまごの輪・・・http://blog.goo.ne.jp/hatotamanma
(明日につづく)
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