オーバの研修生ブログ=研修生によるレポートです。
*アンダーラインはオーバによる加筆です。
○玉川大学芸術学部3年「き」さんの12日目報告
(昨日の続き)
2008年9月13日(土)
研修内容・・・青少年サポートプラザにてフリ・フリ・フリマ運営補助
フリ・フリ・フリマにてクレイアニメ作りの運営を行った。
フリマ開始前から準備を始めたのだが、当日になって会場レイアウトの変更点があり、急いで修正し、飾り付けをし直すなどあわただしかったがどうにか開場前に間に合わせることができた。
フリマ開始直後から大勢の子供が訪れ、予想を上回る客足となった。
前日の打ち合わせで懸念していたクレイアニメの指導も、意外にも子供が積極的に作業をしていったため特に問題はなかった。
多くの子供がクレイアニメを制作していったが、自分独自の世界観を持った子供が多かった。
こちらが何も言わなくても、自分だけのキャラクターを作って動かしたり、お話を設定して粘土を動かす子供や、そこに付き添いの大人が交じって子供と一緒にお話を作り上げていったりして、とても活気がある空間となった。
さらに、自分で作ったアニメをCDに焼いて持って帰ることができるサービスもあったが、10枚用意していたCDも終了間際になるとすべて完売した。
今回の体験で、とても印象的だったのは子供の発想力である。
急に「アニメを作って」などと言われたら、どんな展開にしようか、どんな形のものを動かそうか、などさまざまなことを考えてしまい、制作に時間がかかるだろう。
だが、今回アニメ制作をしていった子供たちは何の躊躇もなく粘土を動かしていった。
見ていると、一つ作っているうちにアイデアが浮かび、それをまた作っているうちにアイデアが浮かぶ、という制作パターンの子供や、最初から明確にどんな話にするか決めて制作をしていく子供などいろいろだった。
そして、みな等しくこだわりがあり、自分が納得するまでどんなに時間がかかろうとやめない子供が多かった。
何かを作るということを難しく考えず、楽しく、しかしこだわりを持っておこなうということは非常に難しい。
だが、それを平気でやってしまう子供たちにとても衝撃を受けた。
クレイアニメ作りスペースをはじめ、フリマ全体も盛況のうちに終わりとても充実した1日となった。
フリースクール・フリースペースの関係者以外にも多くの一般の来場者が訪れている様子を見て、地域と非常に密接な関係を持つこのイベントの開催はとてもすごいことであり、有意義なことだと感じた。
今回の反省点は、クレイアニメ作りが主にパソコンを使っての作業であったのだが、パソコンの操作方法がわからない場面が多々あったことである。
それにより運営が若干滞ったり、来場者を待たせることとなってしまうなど問題があった。
今回の反省から、普段から基本的な操作方法を勉強しておくことが重要だということを学んだ。
フリ・フリ・フリマ・・・http://blog.canpan.info/kodomofund/archive/27
少年サポートプラザ・・・
http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/02/0230/jigyou/support/index.html
ハートフルンルンたまごの輪・・・http://blog.goo.ne.jp/hatotamanma
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○オーバより「き」さんへ
今回、横浜国立大学からの研修生「お」さんと二人だけで、この企画をお任せしましたが、大盛況だったようで、よかったですね。
とくに、「き」さんは、朝のレイアウトの直しで、だいぶがんばってくれたと聞いています。
お疲れ様でした。
ハトたまのモニカさんからもお礼のメッセージが届いています。
■不登校の親子の居場所 「ハトたま!」『9/13 フリフリフリマ祭り(フリースペース・フリースクール・フリマ祭り)』
<横浜市教育委員会のハートフルスペース/ルームに
通ったことがある親子がはじめた居場所活動です>
<特にクレイアニメはなんと!! 行列ができました~
用意したお客さんが作った作品コピー用CDは全部売り切れました
(14枚くらい)
担当したオーバのインターンさんたちが11時から15時までの
祭りの時間をうまく使って、子どもたちの回転がよかったようです。
クレイアニメ制作はチアーズさんに最初の手ほどきを受け、
オーバさんによって進化しました>
↓1日1回投票お願いしまりす。
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