マスターが味にこだわり続けた大人のカレー ともしび
私がともしびのマスターです。ランプの灯りがほんのりともる、どこか懐かしい雰囲気の喫茶店をやっています。コーヒーとカレー一筋の喫茶店ですお店ができてから38年になります。昔からずーーっと、コーヒーとカレーとお店で売っています。おしぼりも自分とこで洗って出しています。砂糖の受け皿は昔買ったもので、今は売っていません。仕切り代わりに真ん中に紐がついています。40年前、たまたま今このお店が建っている土地を分けてもらいました。同級生が神崎で喫茶店をやっていたのと、知り合いが福知山でレストランをやっていたこともあって、「喫茶店をやったらどうや」と勧められ始めることになりました。福知山の人は大阪のロイヤルホテルでシェフをやっていた経験がありました。コーヒーにあう食材といったら、カレーが一番いいん違うかということからカレーの作り方を教えてくれて、一番最初のカレーを作りました。今のカレーは当時のものとは違いますが、私がはじめてお店に出すカレーを作ったのはその時でした。今、お店で出しているカレーは20数年前にフランス料理のシェフをしている息子がアイデアをくれました。フランス料理のソースの味にカレーのパウダーを入れていきながら作っています。素材にこだわりたかったので、牛肉は但馬牛です。肉は4~5時間炊くと繊維しか残らないので、それを網でこし、ルーと融合させます。たまねぎ、にんじん、しょうが、にんにくはルーに溶けています。出汁を出すのにはあるおいしい素材を使っています。内緒です。ソースを作るのにはブイヨンを作ります。これも企業秘密です。そしてじっくり煮込んでできあがったのが、ともしびカレーです。これは息子(一番左)が料理対決の人気番組に出演した時の写真です。生野で頑張りたい以前、大阪に出店しないかという話が何件かありました。私1人ですので、そこまで手を広げることはできません。今更、大阪に出て行ってやっていく気がしませんでしたので、丁重にお断りしました。私は生野が好きなので、生野でやっていきたいと思っています。(正確にはお店は朝来町なんですが、どうもお客さんは生野町だと思われている方が多いのと、自宅が生野町なので、生野と言っておきます)最近、但馬牛と名のつくカレーが出てきましたが、もう20数年前に但馬牛を入れたカレーはうちが作っていたのですが、特に但馬牛とはうたわずに「ともしびカレー」という名前でこれからもお出ししていきます。但馬牛はそこにあったから入れただけで、その頃は但馬牛といってもびっくりするほどのお肉としては認められていませんでした。流行にとびつくよりもカレーの味にこだわり続けたいと思っています。ともしびカレーのレトルトパックもその頃に作りましたので、販売しています。これからお店を始めて、苦労していると思ったことは一度もありませんでした。こういうことが好きやったからだと思います。お客さんに「おいしかったと言ってもらうのがえーんかな~」昔、若いときに神鍋にスキーしに行ってた人が、子供連れてきて、その孫まで連れてきた人がいました。「もう店ないんかな~と思ってたけど、頑張って下さいよ、こっち来た時、食べに来ます」と言ってもらいました。うれしいですね。月曜、木曜の午前中はもうひとりの息子がやっているクリーニング店を手伝っています。水曜は定休日です。この場を借りてお知らせしておきます。但馬に来られるときは、ぶらりと立ち寄ってみてください。行きたいけど、ちょっと遠いのでカレー食べに行けない。けど食べたいと思われた方はお買い物コーナーへどうぞ >>>朝来の農産物、特産品、土産物の一覧ページ朝来の自然の中で作った岩津ねぎ、但馬牛、野菜、米、特産品が一度に揃うネット通販「あさごもん」〒669-5211兵庫県朝来市和田山町和田山404電話 079-672-2362FAX 079-672-4844info@asagomon.jp朝来の自然の中で作った岩津ねぎ、竹炭、但馬牛、野菜、米、特産品が一度に揃うネット通販 あさごもんのブログ