カテゴリ:ライブ
前に『フォフォフォフォ』で聴いてから気になっていた伊藤サチコが出るのを知って、行くのを決めました。その他のメンバーは自分的にはお馴染みの玉城ちはる、辻香織、拝郷メイコ、4人とも同世代の仲良しグループです。 GRAFFITIの中は立ち見もいるんじゃないかってくらいの満席の中、振袖で登場したのは玉城ちはる、サポートギターは菅大祐。最初のMCでいきなり「2010年!」と大ボケをかましてくれました。前の方に座っているお客さんから優しいツッコミが。 いつも着物を着ている演歌歌手を尊敬します、帯が正月太りの腹にはキツイ、といいながら、極妻のかたせ梨乃のモノマネをしたりして、振袖を楽しんでました。しかし、三十路での振袖姿はその後の出演者の格好のエジキとなるのでした。 2番手は期待していた伊藤サチコ、キーボードの土屋佳代とダブル鍵盤編成。歌声は力強く、コーラスとダブル鍵盤が心地よく体に響きました。玉城ちはるの衣裳オチとモノマネに対抗したわけではないけれど、ダブル鍵盤対決と称して演奏したり、山形県の廃校になった小学校の校歌の楽譜が30年ぶりくらいに出てきてそれをレコーディングしたという話から、きれいな日本語の歌はいいですね、と言って『ふるさと』を唄ったり。熊木杏里の『ふるさと』とはまた違った味わいの『ふるさと』でした。 最後は今年の意気込み、ということで『僕は変わった』を唄う。衣裳は普段着っぽい感じで、出番が終わってから物販で『感情と水』を買いました。ただいまiPodでヘビーローテ中です。 3番手は辻香織、お正月っぽく鮮やかな赤いワンピースで、サポートはキーボードの上田壮一とベースのトヨカツ、最初から『グライダー』で盛り上がっていきます。ギターはおじさんの家から半永久で借りてきたという1959年製の古いギターで、名前はベルーガ、音色がきれいでトヨカツのベースもばっちり決まってました。 辻香織の歌声は包み込まれるような優しさで安心できる感じ。前の伊藤サチコがコーラスをしていたからか『スライド』や『走ル恋』でコーラスがあったらぴったりで、もっと厚みがでるんじゃないかと思いました。MCは今日はやけにアグレッシブで、玉城ちはるの振袖姿をネタにしたと思ったら、返す刀で拝郷メイコのTwitterをばっさりと辻斬り。伊藤サチコの絵心にも嫉妬してました。 トリは貫禄の拝郷メイコ、いつもどおりのギター弾き語りが安定感があってかっこいい。弾き語りだと、楽器の音色がダイレクトに伝わってくるから、音の世界にすっぽりと入れます。サポートメンバーと一緒にやっているところを見たことがないから、イメージもできないし。 やった歌もいい歌ばかりだったなあ。玉城ちはると辻香織の衣裳を結婚式の受付と見事な表現。それと対照的に普段着姿の伊藤サチコと拝郷メイコ、MCでは振袖攻撃をしていたけれど、階段を下りるときに袖を持ったりとしっかり気遣っていたようでした。 今年の目標を「ちゃんとする」とか「人の話を聞く」とか言ってたけれど、こうやって辻香織の無茶振りMCを拾うところとなどの気遣いは大人な対応です。 アンコールは仲良しの4人だからセッションを準備しているかな、と少し期待していたんだけど、忙しくてとてもそんな時間はとれなかったようで、拝郷メイコの『グライダー』で盛り上がって終了。 やっぱりライヴは楽しいから、今年もライヴを楽しんでいこうと思いました。 <セットリスト> 玉城ちはる 1.君にありがとう 2.希望(Xi wang) 3.好きだよ 4.Strawberry fields forever(The Beatls) 5.you-me 6.ここにいること。 伊藤サチコ 1.曲名不明 2.花の気持ち 3.帰りたくない日(鍵盤対決) 4.このままではダメになる 5.ふるさと(カバー) 6.ハチミツ 7.僕は変わった 辻香織 1.グライダー 2.Pocket 3.ガーベラ 4.スライド 5.走ル恋 6.Bon Voyage 7.orion(ピアノ弾き語り) 拝郷メイコ 1.悲しみcloset 2.Music 3.年の初め(新曲) 4.Garden 5.東京タワー 6.海月 7.ソイトゲヨウ Enc.グライダー 1/11 赤坂GRAFFITI イップ・マン葉問を5000人が見れば、イップ・マン序章が公開! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.01.16 11:24:26
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