落ち込んでいる私にとって今日は色々な方に支えていただいた感謝の日になりました
寒い毎日が続き、主人の入院が長引いている事、主人の様子が余り良くない事が手伝って落ち込みがちな私でした。先日久しぶりに会った人に電話で愚痴こぼしをしてしまいました。午前中、落ち込む自分に自己嫌悪になりそうだったので、下の部落まで牛乳を取りに歩いて行きました。北アルプスがきれいでした。途中で木を伐採しているおじさん達が居ました。思い切って「すいません、処分に困っているようでしたら、我が家は薪ストーヴなのでいただきたいのですが」と言いますと「いいよ運んでやるよ」と軽トラも無い事情を話すとそう言って下さいました。今日は寒さの中休みで帰ると汗びっしょりでした。お昼の用意をしていると、ピンポンと鳴り、玄関に愚痴こぼしをした彼女が心配してまだ1歳半の娘さんを連れて「お昼を一緒に食べようと思って」と尋ねてきてくれたのです。まだ手のかかるおチビさんと落ち着かないお昼ご飯になりましたが、結婚して10年目にやっとお母さんになった彼女ですが、育児ノイローゼにもなったとの事。それも乗り越えながら頑張っている話を聞き、自分の弱さを恥ずかしく思いました。又ピンポンと鳴り今度はさっきのおじさん二人が薪を運んで来てくれました。軽トラで2回分置いて行ってくれました。午後から彼女とおチビさんと3人でドライヴに行く事にしました。お天気も良く、割合暖かな日でした。明神池の美術館に行こうとしましたが、冬季休館でした。それでも浅間山はきれいで、池も凍っていました。今日は夜7時から文化会館でロビーコンサートがあったので、いったん家に帰って早めの夕食を食べて主人の所に寄ってから行きました。主人は相変わらず無反応で、口を開けているだけでした。出がけにも先週の介護者の会の時お目にかかった奥さんから電話があり「元気にしている?何時でも電話してね、一緒に話位なら聞いてあげれるから」ピアノのロビーコンサートはもう10回を迎えていました。主人が家に居る時は全く気にも留めない事でした。演奏者と同じレベルでしかもすぐ手が届きそうなところで演奏が始まりそれだけでも感動でした。来ている方は中高年の方が多く、ご夫婦、お友達、私のように一人で来ている方様々でした。チィコフスキーから始まり、シューマン、モーツアルト、メンデルスゾーン、そして最後はショパン、初めて聞く曲もあり、聞きなれた曲もありでしかも心のこもった解説をして下さるその女性のまだ若いピアニストの演奏に、私は落涙してしまいました。自分の置かれている状況も重ね、今日のこの日に感謝して心が震えました。色々な方が私を支えて下さっている事を改めて実感した一日でした。ありがとう、本当にありがとう。感謝して一人で落ち込むのは止めなければ、もっと人の役に立つことをしようと心に誓いました。こちらもよろしく