4397 Shostakovich Piano Trio e-minor Op 67
音楽のススメ ・ Shostakovich Piano Trio e-minor Op 67クリミア半島はロシアにとって手放せない黒海艦隊の重要な要凱ですでにロシア軍の制圧下にある。クリミア憲法に反した住民投票の結果は、ロシアとイゥーロッパユナイテッドとの間で軋轢と異常な緊張関係を生じさせる。これを許せばロシア編入を求めるクリミア東部での、多数・少数に係わらずロシア人の保護と言う名目による諸地域での軍隊による占領が平然と行われる。Shostakovich Piano Trio e-minor Op 67演奏はボロディントリオである。ドミトリ・ショスタコビッチは交響曲第5番ニ短調Op47が特に有名で彼の代表作とされています。作曲されたのは1937年というキナ臭い時代でした。ピアノ3重奏曲ホ短調が作曲されたのは、1944年という世界中が大混乱していた時の作品で実にシンプルながら強い緊張感を持っています。やがてショスタコビッチ音楽の集大成となる弦楽四重奏曲全15曲、1960年に作曲された第8番Op110の原型としての存在感を強く主張しています。1962年にはキューバ危機が一触即発のギリギリまでゆき、J.F.Kの日曜礼拝というインデアンポーカー状態が世界を核戦争の半歩手前まで追い込みました。フルシチョフはこれを決断かと迷ったのですが実際はブラフですらも無かったのでした。ピアノトリオと弦楽四重奏曲の主題は相似形で呼応しています。翌年の11月22日の金曜日にJ.F.Kはダラスで白昼3方向からの凶弾に倒されました。オズワルドさんの単独犯行だと断定され、ただひとり逮捕され彼は引き出された公衆の面前で射殺されてしまい真相は未だ謎です。ショスタコビッチさんはロシアの国策に従って交響曲を作曲させられ続けていました。室内楽というシンプルな音楽では彼の叫び声が聴き取れるように感じます。クリミアの大多数の人々は、日本がクリル諸島欲しさにロシアの卑劣な行為に何もしなければ怨むよといいます。アメリカはシリアに軍事介入するといって振り上げた拳の収めどころを、ロシアの仲介で納めざるを得なかったとの世界の警察として君臨した頃の勢いも気負いもありません。アメリカは軍隊も$をも国内に戻しはじめています。ミドルイースト・EU・フアーイーストの、どれが優先的で最もアメリカの国益にとって重要なのかとの選別が行われています。集団的自衛権を行使すれば仮想敵国からの核爆弾が日本国土に着弾すると認識しましょう。住民投票と言う国内法を蹂躙する行為は今日強行されます。大阪市など比較にも値し無い笑止千万の無風の屁です。ショスタコビッチのピアノ3重奏曲の第4楽章はシンプルながら強いメッセージを聴かせます。 玉地俊雄