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カテゴリ:音楽
毎年新春にこの会場でニューイヤーコンサートを聴くときは ビフォーパーティーという食事会とミニ演奏会があります。 今年も新日本フィルハーモニー交響楽団の演奏が始まる前に 1時間40分ほど食事と演奏会を楽しみました。 館長さんの挨拶では食事を提供するレストランが 採算が合わないので、今年からは ビュッフェスタイルにしたいという申し出があったそうですが、 これがお店の宣伝にもなるんだからと 頑として受け入れなかったそうで 我々お客としてはリーズナブルなお値段(税込2500円)で 食事を堪能できてとても満足でした。
オードブルにチキンのガランタンサラダ仕立て スープはトマトのポタージュ カボチャとほうれん草のパン メインディッシュはシーフードグラタン&ローストビーフ デュクセルソース ストロベリームースケーキ フルーツ添え コーヒー
昨日upしたミニコンサートでここだけの話として みんなを笑わせ印象に残った話が一つあります。 たとえば、ドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」で 長い全4楽章の中でヴァイオリン、チェロ、コントラバス、 フルート&ピッコロ、オーボエ&イングリッシュホルン、 クラリネット、ファゴット、ホルン、トランペット、トロンボーン、 テューバ、ティンパニ、パーカッションの皆さんが 演奏される中、トライアングルと太鼓の出番が 最後の方でほんの少しだけなんですが、 これで同じ給料なんですと言われたこと。 もちろん真偽のほどはわかりませんが、 演奏中、知らず知らずのうちに そちらへ目が行ってしまいました。
さて、本題のコンサートの様子です。 新日本フィルハーモニー交響楽団の 総勢100名弱の楽団員さんの内、 何名の方々が演奏されたのかわかりませんが、 ステージ狭しという感じでしたので 80名ぐらいはいらしたのではないでしょうか。 私の席は前から7番目の中央寄りで 演奏家の表情がよく見え、 息遣いまで伝わってきそうで 全体の調和した音が耳だけでなく お腹にまで響いて来ました。
チャイコフスキーのバレエ音楽「くるみ割り人形」の中から 8曲を選んだ組曲のうち5曲を鑑賞しました。 今まで耳にしたことのあるお馴染みの曲ばかり。 第2曲行進曲、第4曲ロシアの踊り、第6曲中国の踊り、 第7局葦笛の踊り、第8曲花のワルツです。 ハープの演奏に続いてホルンが有名な旋律を奏で、 ワルツは弦で、そして柔らかいフルートの旋律の後、 ヴィオラとチェロの旋律、そしてクライマックスへと 続きました。
次はビゼーの「アルルの女」第2組曲 第1曲から第4曲まで。
休憩をはさんで最後はドヴォルザーク「新世界より」 第1楽章から第4楽章まで。 ホルンの奏でる旋律が印象的です。 第2楽章ではイングリッシュホルンが有名な旋律、 「家路」をしっとりと奏でてくれました。 第4楽章は金管楽器で盛り上がり、 クラリネット、フルート、チェロが柔らかい旋律を奏で、 最後にすべての楽器が盛り上がりクライマックスに。
あまりうまく伝えられませんが、 この熱気は会場で体験してみないと伝わらないのかも。 しばらく興奮は冷めやらず、拍手も鳴りやまず アンコールになりました。 最後はニューイヤーコンサートの締めくくりとして いつも演奏される「ラデツキー行進曲」に。 オーケストラの演奏に合わせて 会場のみんなが手拍子で盛り上がりました。 そして号砲とともに天井から銀色のテープが 舞い飛び、幕となりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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