最近実写映画にもなったそうで。
どろろ (初回)/妻夫木聡、柴咲コウ
初めて読んだのは結構子供のころだったような。
ブラック・ジャックと同時期くらいに読んだせいか
百鬼丸とブラック・ジャックを結構混同していましたが
改めて読むと百鬼丸って
14歳だったんですねぇ。
数えだとしたら12歳。なんていうかニヒルな感じとか
世の中ナナメに見てそうな感じが
とても12歳とは・・。
あとがきにありましたがワタシが百鬼丸とBJを混同したのも
仕方ないようで、って言うのも
やっぱりBJの原型は百鬼丸だとのこと。
むか~しむかしに読んだときもお話の中にぐんぐん引き込まれましたが
大分トウがたった今も十分楽しめるあたり
手塚作品はすごい!
だけど、書き始めたころは百鬼丸が完全体になるまで続ける予定だったのでしょうか?
なんとなく終わり方が
中途半端な気がして・・。
木で作った義足や義手が普通と同じように動くし、
(しかも無いはずの関節から)
設定としては
結構無茶な設定なのに
そんなことは大したことではない物語の
スケールの大きさ。
その上ベルリンの壁や史実に基づいた社会の歪みを
問いかける
メッセージ性。
是非次世代にも読んでもらいたい名作のひとつだと思います。