第2回能力検査が行われました

30日(金)第2回能力検査が行われました。ここ数日は温かい陽気が続き春の訪れを感じましたが、今日は強い風と叩きつけるような雨が降り、肌寒い一日となりました。合格を目指す２歳馬達にとっては恵みの雨というには、天気は少し荒れすぎたかもれませんね。第2回能力検査は12レース行われ、83頭が挑みました。今回は53頭が合格。第1回と合わせると165頭が合格しました。合格した2歳馬達の初の大舞台、新馬戦は来週から始まります。みなさまぜひご声援をよろしくお願いします！さて、2日(日)のメインは今シーズン最初の重賞競走第15回十勝オッズパーク杯です。(第10レース　20：10発走予定)アオノブラックキタノユウジロウコマサンエースコマサンブラックセンゴクエースダイリンファイターマツカゼウンカイミノルシャープメジロゴーリキメムロボプサップ　　　　　以上10頭昨シーズンの収得賞金上位10頭で編成されるレースです。回避した馬もいるため上記のメンバーとなりましたが、昨年活躍した好メンバーが揃いましたね！前走走りの良かったアオノブラック、ひとつ頭が飛びぬけている印象です。前走障害で苦労していたメムロボプサップがどこまで修正してきているか気になります。ばんえい記念の反動が心配されていましたが、人気薄のところを見事２着のメジロゴーリキ、続いて３着のミノルシャープ。5歳馬に注目してしまいますが、7歳馬も安定したいい走りを見せてくれます。ただ、キタノユウジロウにとっては厳しいレースになりそうですね。今回一番斤量の軽いダイリンファイター。先行してレースの流れをつくるのはこの馬でしょうか。ゴールまで辛抱がきくか、というところ。負担重量は増えるものの、春先ということもあり昨冬に比べると軽くなっています。今回は5歳馬が多く速い展開になりそうですね。新たな世代の戦い、皆さまぜひご覧ください。

本日も開催★ばんえい令和３年度の開催が始まりました！

４月２３日（金）令和３年度のばんえい競馬が始まりました。ばんスタは、この新年度からスタジオをリニューアル。またＭＣは２人体制と変わりお送りしております。何かを紹介する時など、まだセットの一部が位置関係が定まってない部分もありまして…。ご覧のように、男性ＭＣが苦労する部分もあるのですが（笑）この後、少しずつ改善していく予定ですので引き続きお付き合い下さい。さて、競馬の方は開幕した日に楽天競馬賞スプリングカップ、オープンの一戦が行われました。レースはスタート直後にミスタカシマが座ってしまいましたが、他８頭はスムーズに飛び出し第１障害へ。５歳馬メムロボブサップ、アオノブラックの２頭とアアモンドグンシンが先行し２障害につき、その後メジロゴーリキ、ミノルシャープが着きます。まず５歳２強が仕掛けアオノブラックがすんなり降りますが、メムロボブサップは坂の途中で止まります。その後、仕掛けたメジロゴーリキ、ミノルシャープと立て直したメムロボブサップが差なく降ります。この間にグングンと力強くゴールに向かったアオノブラックは大きなリードを保ったまま先頭でゴール。圧勝でした。↓　↓　↓　↓スプリングカップ｜アオノブラック２着にはメジロゴーリキ、３着にはミノルシャープ。メムロボブサップは４着でした。５歳馬 ⇒ ７歳馬 ⇒ ７歳馬 ⇒ ５歳馬の後、４歳キョウエイリュウ、６歳のキタノユウジロウ、アアモンドグンシンが続きました。その後はマツカゼウンカイ、ミスタカシマがゴールしました。こうやって、名前だけ見ても豪華。今季の重賞戦線を盛り上げてくれる面々が揃っての一戦でした。まだまだオレノココロ、コウシュハウンカイLOSSの方も多いと思いますが、また新たなヒーロー、ヒロインが生まれ、名レースを見せてくれるであろう馬が揃っています。本日４月２７日（火）も開催中！今からでも、あと８レース楽しめますよ＾＾どうか、令和３年度のばんえい競馬も宜しくお願いいたします。

菊池一樹騎手 2021.04.27（火）～ばんえい競馬１Ｒインタビュー～

村上章騎手 2021.04.26（月）～ばんえい競馬１Ｒインタビュー～

船山蔵人騎手2021年4月25日(日) ～ばんえい競馬１Rインタビュー

島津新騎手2021年4月24日(土)～ばんえい競馬１Rインタビュー

中山直樹騎手 2021.04.23（金）～ばんえい競馬１Ｒインタビュー～

令和3年度ばんえい競馬開幕

令和３年度ばんえい競馬いよいよ明日開幕です！オープニングウィークは23日(金)から5日間連続開催です。その後は通常通り土曜、日曜、月曜の3日間。ナイター開催となります。基本第1レースの発走は14：40の予定です。 およそ1か月間の休催期間、開幕を待ちに待った方も多くいらっしゃたかと思います。25開催149日間。今期もどうぞばんえい競馬ご声援ください。 さて23日(金)のメインは楽天競馬賞 スプリングカップ オープン（第10レース 20：10発走予定） アオノブラックメムロボブサップマツカゼウンカイアアモンドグンシンミスタカシマキタノユウジロウメジロゴーリキキョウエイリュウミノルシャープ　　 以上9頭 最強馬達が引退した今、新たな時代の訪れを感じさせるメンバーが揃いましたね！ いよいよ古馬重賞に本格参戦するメムロボブサップとアオノブラック。次世代を担う若きライバルの熱い戦いが今年も始まります。 ばんえい記念を経験したキタノユウジロウ。急な騎手乗り替わりとなりましたが、1トンをひと腰で上げて2着！馬の仕上がりの良さ、そして世代交代を感じさせるレースでしたね。斤量が軽くなる今回、スムーズに流れに乗れるでしょうか。 アアモンドグンシン。昨シーズンは体調が崩れることもありましたが、最後は障害をひと腰でまとめ連勝を重ねました。障害巧者のミスタカシマ。牡馬相手でも引けを取らない強さを見せます。去年のスプリングカップ以来の船山蔵人騎手が騎乗です。 重賞3連勝を成し遂げたミノルシャープ。ばんえい記念は5着でした。本来のスピードタイプを活かした競馬ができるどうか。同じく7歳馬のマツカゼウンカイ、メジロゴーリキが今季どのような戦いを見せてくれるのか楽しみです。 経験を積んだ4歳馬キョウエイリュウが古馬一線級とどのようなレースをするのかも注目ですね。今回は村上章騎手が初騎乗です。 シーズントップということで、重量はかなり軽くなっています。楽天競馬賞「スプリングカップ」みなさま、ぜひご参加ください。楽天競馬と言えば　ばんえいアワード2020の選定委員会が先日行われ、各賞が決まりました。昨年度もいろいろとドラマがありましたね。最後のばんえい記念ではホクショウマサルが勝利して、阿部武臣騎手、坂本東一調教師雄涙に感動した方も多くいたことだろうと思います。その他にもメムロボブサップとアオノブラックの名勝負。オレノココロ、コウシュハウンカイの常にライバルとして活躍していた馬の引退。今シーズンもどんなドラマが待ち受けているのか楽しみです。ばんスタも新装開店という感じでお送りいたします。今シーズンも皆様どうぞよろしくお願い申し上げます。

令和３年度ばんえい第１回能力検査

４月１８日（日）第１回能力検査が行われました。前夜から雨が降り続く中、馬場水分２．８％からスタート。まずは合格を、と願う関係者にとっては恵みの雨だったと思います。この雨は後半で止みましたが、水を含みに含み、最後は馬場水分は３．５％。３％を超えるのは久々な事。まだまだ分かりませんが、今季の新しい砂は水を含みやすい？のかもしれません。また、今季から掲示板に表示される馬場水分の部分がＬＥＤに！上にあげた写真は文字の色が水色ですが、白い表示の時もあったので馬場水分以外の表示も、ひょっとして可能なのかもしれません。ちょっと楽しみにしています♪今年の第１回の能力検査には２歳馬１７３頭が出走。うち１１２頭が合格し、合格率は６４．７％でした。昨年は渋めの馬場で実施され４５．５％ですので、比較的高い合格率でした。また出走数が昨年１５６頭に対し、今年は１７３頭と増加傾向だったのは嬉しい事です。急激な増加傾向は厩舎の受け入れも大変になる事ですし、少しずつ生産頭数が増えていけば良いなと思っています。さて、気になる一番時計ですが第９レースに出走したグリフィスがマークした１分５２秒５でした。※主催者から頂いた写真ですただ２番手以降も大きな差はありません…。・グリフィス（９Ｒ）1.52.5（松井浩文 厩舎）・ギンノカミカゼ （１６Ｒ）1.54.6（金田勇 厩舎）・ホクセイサクランボ（１６Ｒ）1.55.3（今井茂雅 厩舎）・ピュアリーソラ（７Ｒ）1.59.2（今井茂雅 厩舎）・オロロンマツ（１５Ｒ）1.59.9（服部義幸 厩舎）・キョウエイハンター （４Ｒ）2.00.0（村上慎一 厩舎）２分以内のタイムを記録した馬を挙げました。ここに挙げていない馬の中にも障害を降りてから鋭い脚を見せた馬や障害のセンスを感じる馬。まあ、探し出したら尽きないのは例年の事ですね。レースのＶＴＲをご覧になりたい方はこちらから。　⇒　ばんえい十勝official輓馬道また当日は、ばんえい競馬血統研究科の高野直樹さん。競馬評論家で楽天競馬スペシャルアドバイザーの古谷剛彦さんに全レース解説を頂きました。血統の話や、能力検査のレースで見る部分など。普段のレースでも役立つようなお話を多数頂戴しました。また高野さんからは、毎年１頭１頭の詳細な資料を下さり助かっています。今年も本当にありがとうございました。

今年の能力検査は雨予報

いよいよ明日18日(日)令和3年度第一回能力検査が行われます。天気は残念ながら雨予報。すでに雨が降っている帯広です。近年砂の入れ替え後に能力検査が行われるようになり、合格率が上がらなかったのですが、明日はおそらく軽い馬場での検査。合格率は上がりそうですね。新種牡馬は9頭。個人的には数少ないアオノレクサスは注目ですね。午前8時より第1レースがスタートします。オフィシャル​YouTube「輓馬道」​でLive配信をします。​https://youtu.be/NhQf-RUk1e0 ​ぜひチャンネル登録もお願いします。7時ぐらいから配信が始まり、番組は7時20分頃スタートする予定です。最初は昨年の能力検査を振り返ったり、今年の注目馬などもピックアップする予定です。ぜひともご覧ください。また、スタジオが新装お披露目です。新しいスタジオにもご注目頂ければと思っております。明日は推し馬を皆さんぜひ見つけてください。現在地元FM局、​FM ＪＡＧＡという放送局で毎週土曜日17時からばんえい競馬の番組​を放送しております。今週は、​大滝翔アナがゲスト​として出演しました。実はこの番組のＭＣを務めている杉山悦子さんは、私太田の先輩アナ。姉弟子という言葉があるのかどうかわかりませんが、若い頃は本当にお世話になった先輩です。昔は競馬場で競技放送（馬紹介や着順放送）などを担当。ばんえい競馬が好きで、よく教えてもらっておりました。ラジオの中では進行役ですので、なかなかわかりませんが、おそらく一番詳しいかもしれませんね。今は休催中でゲストなどお呼びしてトークを展開しておりますが、開幕をするとレースの予想や、振り返りなども、楽しいトークで盛り上がっています。聞き逃しても​YouTubeで配信​もしております。ぜひお聞きください。開幕まであと1週間を切りました。初回は23日(金)から27日(火)までの5日間連続開催です。今年度もばんえい競馬ぜひお楽しみください。

ばんえい間もなく、あけましておめでとうございます。

近年、プロ野球のキャンプインで野球ファンが「あけましておめでとうございます」と言うのを良く耳にすようになりました。ドキドキの１年が始まるファンの期待感が伝わりますが、ばんえいファンにとって１８日の能力検査は正に「あけましておめでとうございます」だと思います。この１回目の能力検査が終わらなければ、４月２３日の開幕も来ないのですから。と、なれば私にとっては「お正月休み」の時期。どこか旅行にでも行きたい所ですがコロナ渦の影響で今年も静かに過ごしています。密を避け、ちょっとぐらいのお出かけ程度なら許されると思い、１０年以上ぶりに映画館に行ったのが唯一の思い出です。どの作品を観たかと言うと…。トムとジェリー！！春休み期間でもあったので、混んでいるのかなと思いきや割引の朝一番を狙って行ったので空いていました。これにはホッとしました。幼少期はあまりアニメを観るタイプでは無かったのですが、何故かルパン三世とトムとジェリーはハマっていたそうです（母親からの情報）。少年時代を思い出しながら、ゆったりと懐かしく鑑賞できました。いや、令和のトムとジェリーは音楽もヒップホップ調で懐かしいだけではなく、新しい部分も多かったです。楽しかったなぁ。これを契機に、また映画館に行こうと思った３８歳の未勝利馬でした（笑）。さて、お正月休みも間もなく終わります。まずは４月１８日（日）の能力検査からお楽しみ頂きたいと思います。YouTubeでLive配信​を行いますので現地で観られない方はこちらからご覧ください。↓　↓　↓　↓★今すぐリマインダーを設定！ＴＨＥ 能検ＬＩＶＥ（ばんえい競馬オフィシャルYoutubeライブ「もうひとつのばんスタ」番外編）なお先日発表となりましたが能力検査は競走用ソリのずり金を交換し行われます。↓　↓　↓　↓競走用ソリのずり金の交換についてそして５日後には、いよいよ令和３年度の開幕です！！↓　↓　↓　↓今季、皆様にとって良いシーズンになる事をお祈りいたしております。

Tell me ばんえい　＃１９～＃２９

例年ですと明日の日曜日に能力検査を行っておりましたが、今年は1週遅く、来週18日(日)が第1回能力検査となります。地方競馬全国協会のデータにも2歳馬の登録が前日上がりました。データ検索で、生年西暦を2019と打つと2歳馬の登録が出てきます。ぜひ検索してみてください。現在258頭が登録済み。全ての馬が第1回能力検査に出るわけではないですが、注目馬は検査に出てくることでしょう。例年第1回の能力検査で能力を見せた馬が、2歳時は活躍しております。今はまだという馬でも、能力の片鱗を見せた馬が、年を重ねるとガラリと変化する馬もおります。青田買いではないですが、そういう馬を見つけたときはワクワクしますね。来週はぜひ能力検査ご注目ください。​YouTubeLive配信​も行います。そして、23日(金)令和3年度の開幕となります。待ち遠しいですね。開幕までまだ少しありますので、ばんスタのコーナー「Tell me ばんえい」昨年度の映像を編集しましたので、もしよければご覧ください。新年度も「Tell me ばんえい」は続けていきますわからないことがあれば、お気軽にメールをお寄せください。

ばんば牧場便り【 Vol.35 】キタノキセキがいる粂川さんの牧場

アンローズという牝馬をご存じでしょうか。名種牡馬ウンカイの妹で、2002年のダービーとオークスのほか2004～06年岩見沢記念３連覇などの記録を残す名牝。名門三井牧場の出で見た目も美しく、「ご令嬢」という表現がぴったりでした。唯一の息子、キタノキセキが種牡馬になったということで、別海町の粂川正幸さんの牧場を訪れました。牧場便りの写真を担当している小久保巌義はアンローズのファン。(文章担当は妻の小久保友香です)生まれたころからキタノキセキを追いかけていました。「かわいかったんだよ」と言ってますが、今はすっかり12歳のおじさん笑。それでも長く競走生活を続けることができました。ウンカイの種牡馬が増えている今、種牡馬入りしたことは嬉しいです。粂川さんに案内されて、キセキ君の馬房へ。ちらっとこっちを見たあとはじーーっと横を見たまんま。「覚えているか～」と言っても、ちらっと見て、それからまた横をじーーっ。目線の先には牝馬がいました。すっかり種牡馬の性格になってしまったようです(笑)。良いことです！牧場に到着した時は、汗をかいて、ご飯もなかなか食べないなど緊張していたそうですが、だいぶ慣れてきたのでしょうね。父は純ペルシュロンのトウカイシンザン。試験種付けも上手だったといいますし、花嫁も決まっているようで、産駒の誕生を楽しみに待ちたいです。それにしてもファン目線ですが、キタノキセキ、いい馬だなぁと惚れ惚れしてしまいます。「(祖父の)マツノコトブキがこんな感じだった」と粂川さん。本当ですか!!　ファンへのリップサービスかなと思いつつ嬉しいですね。マツノコトブキの母初姫は、「サラブレッドみたいに小さい馬だった」そうです。帯広競馬場南側に展示されている「生産者の祭典」パネルで、ウンカイのパネルの下にマツノコトブキと二世ロッシーニの立ち写真がありますので、競馬場に来ることのできる方はご覧ください。粂川牧場といえば、ばんえい競馬初の1億円馬、キンタロー(1977生)の生産牧場でもあります。母・宝玉(ほうぎょく)から取り上げたとき、粂川さんも「これは大きい」と思ったそう。宝玉は当時は甲乙丙の「乙」と評価されたそう。しかしキンタローをはじめクメワカやクメチカラといった牡馬も繁殖入り。娘キタミヒメも血をつないでいます。お腹にキンタローが入ったまま草ばん馬にも出走し、かなり強かったそうですよ。昔は繁殖馬たちもよく草ばん馬に出ていました。キンタローは16歳のときの子。27歳まで生きた、元気なお母さんだったようです。3歳特別を勝った時のキンタローの貴重な写真。その下には引退式や共進会のレイがありました。2006年の蛍の光賞（定年制があった時代に定年の11歳牡馬、8歳牝馬によるレース）を勝ったクメノビューティーは、祖母がキンタローの妹キタミハナさて、キンタローの父は純ペルシュロンの二世ロッシーニ(1966生)。マツノコトブキの父も二世ロッシーニですね。2006年までは名を冠にしたレースもありました。網走にいた二世ロッシーニは、流星がきれいで胴長。ひふが柔らかく「ポコポコ歩く馬だった」そう。当時、近くには「楓朝(ふうちょう、1968生)」がいたため、そんなに人気はなかったそうですが、サロマシンザンなどの活躍馬を出し、年間120頭ほど人工授精を行ったそうです。二世ロッシーニが亡くなった時は、馬では珍しい農協葬が執り行われました。ちなみに「２世ロッシーニ」(1969生)という数字の馬もいます。純ペルシュロンの青毛で、阿寒にいたので「阿寒ロッシーニ」と言う人もいますね。馬事協会のページで検索をすると(すべて大文字の「ロツシーニ」です)、「ロッシーニ二世」という子どもや牝馬の「二世ロッシーニ」などいろいろいますね…。粂川さんは年に数回、帯広競馬場で馬車体験を行っているはまなす乗用馬生産組合などの会長でもあります。牧場にはポニーや乗用馬、道産子もいます。キタノキセキが来る前まではトウリュウがいたのですが、1月に亡くなってしまったそう。いろいろな馬の話を聞かせていただき、勉強になりました。粂川さん、ありがとうございました。牧場にいた１歳馬それから「すぐ近くだよ」と聞き、車で10分ほど走り(北海道の「近く」には気をつけてください!)、町内の坂脇牧場さんへお邪魔しました。メインは牛の牧場ですが、こちらにはメメノチカラやアアモンドノースがいます。現役時の2頭です珍しく両目が魚目（さめ）のメメちゃんは4月下旬に出産予定だそうです。坂脇さんは浜中町のクラブで乗馬にハマり、そのうち「乗るなら北斗の拳のような重種馬に」とばん馬を飼いはじめたそう！馬を置ける場所があることや、周りに馬を飼っている人がいるという強みはありますが、馬が好き、という情熱と行動力で、馬と住む夢を叶えた方がいるのですね。取材／小久保友香・小久保巌義

３位以下混戦！ばんえい令和２年度リーデイング騎手＆調教師★

以前、令和２年度のリーデイングに輝いた阿部武臣（あべ・たけとみ）騎手、松井浩文（まつい・ひろふみ）調教師のインタビュー動画をアップしました。↓　↓　↓　↓令和２年度リーディングジョッキー＆トレーナー今回の記事では勝者だけでは無く、２位以下の勝利数等を見て令和２年度のリーデイングを振り返ってみます。令和２年度の開催が終わった時、今季は「リーデイング」も「ばんえい記念」も阿部武臣騎手が持っていったなあ。と、感じました。勝利数は１８０。２位の鈴木恵介が１５６勝ですので２４勝差つけました。※この阿部武人騎手の写真は主催者から頂いたものです。しかし、その後が超混戦！終わってるのに混戦！って、興奮気味に書くのも変かもしれませんが、３位 藤野俊一（１３４勝）４位 藤本匠（１３２勝）５位 西謙一（１３１勝）６位 松田道明（１２８勝）７位 渡来心路（１２２勝）８位 島津新（１２２勝）９位 西将太（１２０勝）と、３位～９位は大きな差がありません。特に３位～６位は６勝差です。来シーズン、馬券を予想する時に馬を絞るのに迷ったらリーデイング上位の騎手から、なんて考えていても３位～９位は大きな差が無いので余計に迷ってしまいそうです。来季、ここから抜け出して阿部騎手や鈴木騎手に迫る騎手が居るのか？注目して欲しいです。また調教師は上位がシーズン途中まで、一体どこの厩舎が制すのか？というぐらい混戦でした。最終的には１位松井浩文調教師（１１３勝）、２位は坂本東一調教師（１３３勝）、３位は金田勇調教師（１２４勝）、４位は久田守調教師（１１３勝）となりました。松井厩舎と坂本厩舎は２勝差で最後まで接戦でした。※この松井浩文調教師の写真は主催者から頂いたものです。騎手も調教師も昨シーズン１位から令和２年度は２位という結果。来季は再び、という思いもあると思います。果たして、どんな戦いを見せてくれるのか…。まずは全ての騎手、調教師、厩務員、関係者の皆様が、怪我なく無事に来季１年間を戦い抜ける事を願っています。さて前回の記事でもお伝えしてますが、​第１回能力検査は４月１８日(日)の午前８時スタート​です。​OfficialYouTube「輓馬道」​では、解説付きで配信いたします。是非とも未来のスターホース探しをお楽しみ下さい。↓　↓　↓　↓https://youtu.be/NhQf-RUk1e0血統の深さを知るのも良し、知っている馬の父や母の駒を見るのも良し、いま現役で活躍している弟や妹を注目するのも良し、新馬を楽しむ見方は色々。当日が今から楽しみですね。↓　↓　↓　↓https://youtu.be/NhQf-RUk1e0​さて、ばんえいアワードの投票​はお済ですか？締め切りは明日４月７日(水)までです！まだ投票をされていない方はお急ぎください！特賞は楽天ポイント５万円分！ポイントやばない！？です。その他にも豊西牛やスイーツセット、とかちむらの物産詰め合わせ、ばんえいグッズの詰め合わせなどが当たります。皆さんのご投票をお待ちしております。

恒例の馬場整備

帯広もすっかり暖かくなり、15℃を越えることもしばしば。今週末は平年並みに戻って、天気も下り坂。また、少し寒さが戻りそうです。ばんえい競馬は現在休催中。新年度に向けて準備しております。1年使うと馬場の砂の摩耗もかなり進むので、この時期に​馬場の砂の入れ替え​を実施。夏仕様の馬場は、第2障害を下りてから砂障害という、ゴール前まで登り勾配ができ、レースを面白くしてくれます。工事の様子ですが、例年同じように工事をしておりますが、近場で馬場の砂を見てきたのですが、いつもよりやや大きめの砂利に感じました。昨年の砂利と比べたわけでないので、正確にはわかりませんが、何となくそう感じた次第です。もっと砂状かなと思っている方も多い方ともいますが、砂利と表現した方があっていると思います。夏の砂障害を設置するようになってから砂の馬場からこちらの小さな砂利へ変更しました。例年そうですが、入れ替えをしてから砂が落ち着くまでは、かなり重い馬場になります。今年は例年と違って、能力検査が1週遅い時期の開催。それほど影響というとかわらないと思いますが、今年馬場がどうなのか、その見極めも能力検査では大きなポイントですね。先日新年度の​番組情報​が発表となりました。ざっと見た感じ昨シーズンと大きな変わりはなさそうです。​第1回能力検査は4月18日(日)の午前8時スタート​です。​OfficialYouTube「輓馬道」​では、解説付きで配信いたします。​https://youtu.be/NhQf-RUk1e0 ​サラブレッドと違ってばん馬の血統というと？という方も多いことでしょう。ここでしかやっていない競馬ですので、マイナーであることは間違いないのですが、重種の血統を知る上ではかなり勉強になるかと思います。新種牡馬の産駒がどんな走りをするのかも注目ですね。ぜひともご覧ください。​ばんえいアワードの投票​はお済ですか？締め切りが4月7日(水)までとなっております。締め切りが迫っておりますので、まだ投票をされていない方はお早めにお願い致します。特賞は楽天ポイント50,000円分その他に豊西牛やスイーツセット。とかちむらの物産詰め合わせ、ばんえいグッズの詰め合わせなどが当たります。皆さんの投票お待ちしております。