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カテゴリ:文芸評論
涙が止まらない
著者の作品は、いつも、人間の心理の、微妙なヒダの部分までもえぐり出す。 そんな著者の作品群の中で、本作品は、第一級の出来だ。 兄弟妹の絆の深さをに、微笑ましさを感じるが、それにしても、この悪行は、、、と思ってしまう。 しかし、息をつく暇も無い、テンポの良い展開で、終盤を迎える。 そして、終盤での、どんでん返しの連続には驚いた。 眼が涙で霞んで、文字が見えなくなった。 また、終始引き合いに出されるのが、ハヤシライスだ。 このハヤシライスは、相当美味らしい。 涙で霞んだ眼で、ハヤシライスを食べたくなった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年05月07日 22時07分57秒
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