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2008年05月14日
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カテゴリ:文芸評論
短編集故に、のめり込む

八篇の短編集だが、前の方に配列されている作品を読んだ時点では、まだ、強く惹かれるものを感じなかった。
描こうとしているテーマそのものを掴みきれず、物語の展開の意外性ばかりを、当初は、強く感じた。

ところが、収録されている作品を連続して読んでいるうちに、時を忘れて、のめり込んだ。
作品群の持つ、独特な喪失感と、哀愁に、深く酔いしれる様になった。
それは、三番目に配置されている「ヒッチハイク」あたりからだ。
四番目に配置されている「終電は一時七分」はとどめだ。
そこから先は、むさぼる様に、読み進んだ。

これらの作品群は、短編集として、まとめて示されると、大変面白い。
手に馴染む、ソフトカバー本で、添付されている白黒写真が、雰囲気を盛り上げる。

全作品を読了してみると、それぞれの作品が、帰納的に、一定のテーマを表現している様に感じる。
それは、あまり爽快なものではないが、読者を夢中にさせる、魅力を放っている。

本書は、一冊の短編集という単位で、大きな読み応えを感じる。





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最終更新日  2008年05月14日 02時00分18秒
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