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2008年05月16日
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カテゴリ:文芸評論
この四篇の物語は、後ろに配列されている作品程、心に染み入るものを、強く感じた。
本書のタイトルは、最後に配列されている「僕と桜と五つの春」を指している様にも感じる。
この作品は、著者には珍しく、少年が主人公だが、哀愁に満ちている。

全篇を通じて、十代の多感な時期の、独特な喪失感が漂っている。
その喪失感は、たとえ間接的であっても、どうしようもなく、切ない。
しかし、結局は、その喪失に抗う事は出来ない。

それぞれの作品の主人公には、輝かしい未来が待っている。
おそらく、これら人生の一ページが、生涯の想い出になるのだろう。

それぞれの主人公は、齢を重ねた後、これらの想い出を、どんな想いで振り返るのだろう?
そんな事にまで、考えが及ぶ、しみじみとした、珠玉の四篇だ。





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最終更新日  2008年05月16日 00時27分11秒
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