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2008年07月01日
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カテゴリ:文芸評論
新鮮だが

成る程と思わせられる内容だが、少し時代を感じる。
物語は、得体の知れない化け物の様なものを想定して、組み立てられている。
これはこれで、秀逸な怪奇談ではあるが、震え上がる程の恐怖感までは、感じない。
それでも、これまでには、あまり類を見ないタイプの物語ばかりで、非常に新鮮ではある。

ところで、平山夢明氏らの、東京伝説シリーズや超怖い話シリーズなどには、以下のコンセプトがある。
本当の恐怖とは、幽霊話や超常現象ではなく、今この時にも、現実に行われている、人々の営みの中にあると。
例えば、HIV感染者が、故意に風俗店で働いている、とか、行列の出来るラーメン屋の隠し味は、ヒトの胎盤抽出物だ、
という風な、非常に強い現実感を伴い、私は、こんな類の恐怖感とは、一線を画して考えてしまう。

本書は、物語としては、良く練られているが、一昔も二昔も前の、現実感の少ない恐怖しか、感じなかった。
この内容なら、深夜に自室で一人で読んでいても、何のためらいもなくWCには行ける。

なお、物語の舞台が、必ずしも、病院だという訳ではない。
登場人物が、病院医院で、治療を受ける下りが、あったりする。

切り込みが新鮮な、怪談集として、興味深い。





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最終更新日  2008年07月01日 23時54分41秒
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