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カテゴリ:読後感あれこれ
ちまちまと読んでいたら、若いとき(20代前半)女性作家の本や女流人物誌的なものを 好んで読んだ時期があったのを思い出した。 思想的な傾向はないが、自分なりに女性の歴史的なことを知りたかったのだと憶えている。 独学しているつもりだったのかな。 思想が伴わなかったので社会的には繋がらず、読み漁る範囲のみで終わった。 数々読んだ本の題名も著者も忘れたが、今ふと永畑道子が思い浮かぶ。 それから瀬戸内晴美や中山あい子や池田みち子に流れたような気が・・・。 宇野千代はまただいぶ後だった。 いずれも30年前のことで記憶は茫々だが、若くて、 できれば何者かになりたかった(のだろう)自分のことを思い出して微苦笑。 少し思い出してゆくと、歌人になりたかったときもあった(大汗) 通信教育も受講したりしたが、歌人では生活できないらしいので夢は消えた しかしこの趣味は忘れたころに甦り、たまーに投稿して佳作や入選を得ることがある。 10年ほど前、週刊文春に短歌俳句欄があったころも何度か載せてもらった。 今はしていない。生活の雑用に追われつつ本を読む。 そうそう、歌集を出すのも夢だった ま、これは自費出版という手があるから、お金があれば実現できる(笑) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 若い日の自分をちょっぴり、久しぶりに思い出させてくれた本だった。 副題が「42人の大正快女伝」、初めて知る人もあって興味深い。 一人ひとりの写真が載って美女も普通の顔もあり、 有島武郎と心中した波多野秋子が群を抜いて美しいのにおどろく。 現代にも稀な美人だ こんなに美人なのに首吊りして腐乱して発見された生涯。 生きていれば文壇の生き字引にもなれた人なのに・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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