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カテゴリ:社会・政治・時事
2017年10月に9人の遺体が見つかった死体遺棄事件について、
著者の小野さんが、犯人に拘置所で11回に渡り面会した際の記録と、 23回の裁判及び判決公判の際の記録から成る一冊。 面会した際の記録の方は、 『週刊実話 2020年8月13日号~10月29日号』に連載されたものに加筆、 裁判及び判決公判の際の記録の方は、本著のために書き下ろされたものです。 小野さん自身が「エピローグ」に書かれているように、 本著については、加害者や被害者の周辺を一切当たることなく書籍化されたため、 これまでに読んだ小野さんの著作に比べると、 事件の真相へと迫っていく緊張感や迫力は、少々物足りなさがありました。 しかしながら、『連続殺人犯』を読んだときに受けた 「とても人間の為せる業とは思えない」という衝撃は、 本著からも十分に感じとることが出来ました。 残念ながら、世の中にはこういう人たちも存在しているのですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.02.13 17:15:25
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