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カテゴリ:文芸
課長のパワハラに苦しみながら、退職を申し出ることも出来ないでいる会社員。
「自分には夢がない」と言う彼を偉人に育てるべく、 ガネーシャは、”本物の夢”を見つけられるよう課題を与え、導いていきます。 新しいキャラクターとして、バクやガネーシャの父・シヴァ神も登場し、 ガネーシャの驚くべき生い立ちが明らかに。 *** 本著は、『夢をかなえるゾウ4』に続くシリーズ5冊目ですが、 何故、”5”ではなく”0”なのか? 何故、”夢ゾウシリーズの原典”と位置付けられているのか? お話として描かれている時期は、間違いなく現在に最も近いもののはずなのに…… ネット検索しても、まだその答えにはたどり着けていません。 そして、これまで、このシリーズを読んだ際は、 どのお話でも、結構付箋だらけになっていたような記憶があるのですが、 今回付箋を貼ったのは、次のたった1箇所だけ。 名作だけに、こちらの期待値が高くなり、ハードルが上がり過ぎてしまったかも。 「人間ちゅうのはな、経験してへんことにはどこまでも不安を広げてまうもんやねん。 そんで、不安が大きゅうなればなるほど、ますます行動できへんようになる。 その結果、世の中のほとんどの人が、『不安で作られた鉄格子』に囲まれたまま 一生を過ごしていくことになるんやで。」(p.20) これは、よく分かります。 「経験してへんことにはどこまでも不安を広げてまい、行動できへんようになる」。 最初の一歩を踏み出すことの難しさは、半端ないですよね。 ましてや、自分が経験していないだけでなく、誰も経験したことがないようなことなら尚更。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.02.12 11:12:14
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