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カテゴリ:マンガ・漫画・・・アニメ?
梶原一騎の巻 でタイガーマスクの事を書きました。
テレビと連載漫画で、最後が違う。 連載漫画は、1968年1月号から1969年10月号まで『ぼくら』、 1969年1号から1971年23号まで『ぼくらマガジン』、 1971年26号から同年53号まで『週刊少年マガジン』に連載。 テレビアニメは、 東映動画製作、讀賣テレビ放送・日本テレビ放送網系列で 1969年10月2日から1971年9月30日まで放映。全105話。 これを補足いたします。 テレビアニメ版は、漫画版の連載と同時進行で放送されていたが、 徐々にストーリーが違っていき、最終的には全く別の展開となった。 「虎の穴」からの刺客と対決するという大筋は同じ。 しかし、漫画版が完全に子供向けの内容になっているのに対し、 アニメ版はよりドラマティックで深い人間関係を描いたストーリーで、 大人の観賞にも堪える出来となっている。 原作よりも早く終了していることもあり、結末も、 直人がタイガーマスクの正体とは知られずに交通事故死する 漫画版とは大きく異なる。 テレビアニメ版は、 悪役レスラー「タイガー・ザ・グレイト」(正体は「虎の穴」の総帥) の反則技に耐えている際に、顔面への凶器攻撃をマスクを取る事 によって間一髪で避け、正体がばれてしまう。 そこからタイガー・ザ・グレイトに対し、容赦ない反則攻撃を繰り返して倒し、 リング上で高々に笑い、試合を見ていた人達を唖然とさせる。 そして、飛行機で国外へ旅立つ場面で終了している。 伊達直人の生き様には、どこか哀愁が漂っていて、 「正義」「孤独」などを考えさせられたモノです。 主題歌 「草も~ 木もない~ ジャ~ングルに~ 今日も~ 嵐が~ 吹き荒~れ~る~」 のカッコよさに比べて、エンディングの 「暖かい~ 人の~ 情け~も~ 胸を打つ~ 熱い~ 涙~も~」 は、もの悲しさが漂う歌です。 伊達直人の崇高な目標は、少年の頃の私の 大きな心の支えでした。 今でも、机の脇のタイガーマスク が私を見守っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年09月26日 17時11分05秒
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