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カテゴリ:TVドラマ感想
6人の医師がこのセンターに集められた理由とは?
過去話が色々飛びすぎて、ちょっと話を整理してみるのもまとめるのも大変だったドラマだなぁ。 それにしても患者が元気すぎるだろオイっ(><) お前ら全員驚異的回復力すぎだってぇの!! 突然目の前で倒れた鳴瀬。 苦しい息の元、鳴瀬は必死に卓巳に移植を成功させろと訴える。 この問題は卓巳だから解決できると・・・!! 一方、ついに母親を飛行機の中で見殺しにした医者を探し出した雪代。 それは高木の恩人の大森。 医者なのに大森は母を助けもせずに目の前で見ていただけなのか。 彼は日本では医者ではない。 医者として助けたかった。 でも、専門でもない、医療器具もない場所で治療をするのが怖かったという大森。 彼は日本でリスクの高い手術を請負い、失敗。 患者の家族に訴えられ、すべてを失ったという。 医者だけど、日本では医療行為を行うことが出来ない大森の微妙な立場。 「手を上げる勇気がなかった。それだけだよ」 そう自嘲気味に話す大森。 雪代は、医者になる時、母を見捨てた医者のようにはならないと誓ったという。 だが、患者に治らないと告げる時、母の命を見捨てたあの医者とどこが違うのかと思うことがあると・・・。 「聞けてよかったわ。 あなたは私の母を助けるか、葛藤した。 医者としての使命を 全うするか苦しんだ。 少なくともあなたは、まともな医者だった。 ホントによかった」 笑顔を見せる雪代に、大森は万感の思いで頭を下げるのだった-----。 そこへ入った連絡。 なんと鳴瀬が倒れたというのだ!! すぐさま雪代と高木が駆けつけるも、腫瘍内出血で、なんとか頭の腫瘍をとることは出来たよう。 だが、意識が戻るかどうかが勝負になるという。 ようやく町田の移植の許可が下りたのに。 だが、その移植を町田自身が拒んでいる。 移植以外では町田を救うことは出来ないのに・・・。 町田と息子たちと話をするという卓巳。 なぜ今頃になって移植を拒否するのか? 真一は必死に説得を試みるも、父は頷かない。 卓巳は自分の置かれた状況を思い、思わず町田に、どれだけの覚悟を持って息子さんたちがドナーになったか分からないのかと説教をはじめたのだ!! 「こんなときまで町田 恭一郎にならなくていいんじゃないですか? 息子さんたちが助かってほしいのは、完璧な人間の町田 恭一郎なんかじゃない。 自分たちの、掛け替えのない父親なんです。 息子さんたちの思いを。 覚悟を無駄にしないであげてください」 真一もまた、息子を孫として可愛がってほしいと、家族の時間を取り戻したいと訴える。 「親父。 俺たちが助ける」 息子たちの力強い言葉に涙を流す町田。 町田は卓巳の手に触れ、「お願いします」と口を動かすのだった・・・。 そして始まる手術。 息子の頭を撫でて、おじいちゃんを助けてくるという真一。 卓巳たちにすべてを託す------!! 両ドナーの順番の肺の摘出。 町田の両肺の切除。 チームに分かれての共同手術。 これは時間とタイミング、そして高度な手術能力が必要。 高木、卓巳、歩美の連携。 順調に進む手術。 だがその時、鳴瀬がけいれんを起こしたとの報告が!! 歩美がそちらへ向かうことに。 町田の手術が終了。 最後の最後で、肺動脈のねじれが発見され、左肺が機能しなかったのだ!! それは卓巳の提案で、なんとかクリア。 無事町田の手術は成功!! そして、応急処置が早かった鳴瀬の方も、無事意識が戻ったようで・・・。 って、目を覚ましてすぐにそんなシャキシャキ会話できるんかって話(><) 町田にしても、元気すぎだって!! 孫と今度一緒に遊ぼうと約束する姿に、泣きそうになる真一。 「ようやく普通の家族になれそうです」 感謝して卓巳に頭を下げる真一だった。 そして、驚異的回復を見せる成瀬。 あの時、卓巳の移植に関わった事が正しかったか、今も答えが出ないという鳴瀬。 でも・・・。 「あなたたちなら向き合える。 全員、命を前に、究極の判断を迫られたことがある」 それがこの6人がセンターに集められた理由。 卓巳はずっと鳴瀬が父親だと思っていたよう。 それを聞き、面白いことを言いますねと笑う成瀬だった-------。 町田の手術の成功を信じてたという雪代。 高木は惚れ直したかとからかうも、惚れ直したのは自分の方。 大森も、そして自分も雪代の言葉で救われたから・・・。 一方、歩美の方は・・・あれから父に会いに行ったよう。 そこで桟原が遺言で父は本当は人を殺してないと遺していたという。 すべては桐野の研究が原因。 キメラ--------人間とマウスを掛け合わせた新しい生物を生み出そうとしていた桐野。 これでがん細胞増殖メカニズムの解明が可能になると。 しかもそれ、なんと歩美の細胞を使ったというのだ!! それを止めようと、研究器具や装置を壊した父。 桐野はナイフを取り出してきた為、もみ合う間に、誤ってそれが桐野に刺さってしまったのだ!! 正当防衛だとなぜ話さなかったのか? 桐野はキメラの研究にのめりこみ(←まるでハガレンの世界だ)やるべき研究のデータを捏造していたというのだ!! それを基にして論文を書いて、研究者としての評価をあげていた父は、殺人者の烙印より、研究者としての自分の存在を否定されることが耐えられなかったと・・・、。 ありえねぇ(><) それで家族が後ろ指を指されてもいいってのか。 犯罪者になってでも研究者としての自分を守りたいって神経がもう分からん(><) 「だから研究者は嫌いだ」 それが歩美と父の決別。 ・・・これはあまりにショボ結末だったなぁ。 設定だけが大きすぎて空回り印象。 これでは自殺した母と、いつか人を殺すのではないかと怯えていた歩美が可愛そうすぎるわ。 それでも彼女は医者として、これからも常に命を救う側でいようとするんだろうな。 ま、今は町医者の事がちょっと気になるようですが(^^) そして、古牧に自分の父の真相を朋子の記事を見せて話す歩美。 これが本来の目的を失った研究者の顛末。 「自分が生まれたのは、亡くなった息子の代わりだと知ったら、一生苦しむことになる」 それでも聡史に会いたいという古牧。 だが、それで本当に聡史は喜ぶのか? 歩美は聡史の臍帯血を預かると言い出す。 「これからもカンファレンスで無駄な研究発表を聞かせてほしい」 それが歩美の願い。 センターに来てよかったと古牧に話す副島。 「医療には限界がある。 でも、そのシステムの枠を飛び越えれば救える命がある。 自分がすべきことが明確になりました」 ならば行動に移せばいいとアドバイスする古牧。 そして・・・。 なんと副島は突然挨拶もなしに辞職願を出したという。 細胞リプログラミングの研究発表で、医療ベンチャー企業が開発に成功したとの報道がなされ、研究所は大騒ぎに。 副島が古牧のデーターを盗んだ。 だが、古牧はそれを否定。 「私が彼に託したんだ。 私の使命は、実験を繰り返し、医療の可能性を探り、研究から臨床へとつなぐことだ。 彼につないだにすぎない」 ・・・古牧はそれでいいんだね。 彼も立派な医者で、まともな研究者なんだ。 ま、相変わらず真希への説教は長いようですが(^^) 健に移植を薦める卓巳。 ドナーになると言い出したのは・・・なんと卓巳自身!! だが、また卓巳を頼ることになると、それを渋る健。 「そのために私がいる」 そういった卓巳。 「でも、それが理由で、私があなたのドナーになるわけじゃないんです。 私がドナーになれば、あなたは助かる。 それが唯一の道だからです。 生まれてきた理由なんか、関係ない」 そう。 卓巳は--------斉藤夫婦の息子。 そして健の弟---------!! だが、波多野の父から告げられた話はもっと重いものだった。 健は生まれてすぐに再生不良性貧血を発症。 骨髄移植しか助からない。 兄弟であれば型が一致する確立は4分の1. そこで弟の卓巳がドナーになった。 だがその後、肝臓障害を起し、今度は肝臓移植が必要になったという。 だからまだ2歳半だった卓巳から肝臓を摘出したというのだ!! その手術を受け持ったのが・・・波多野と鳴瀬だったと。 ではなぜ卓巳は波多野の子供として育てられたのか? それは斉藤夫婦に頼まれたよう。 卓巳を手元に置けば、情が沸いて健への移植に踏み切れなくなるからと・・・。 「何より、生まれてきた真実を知らずに育ってほしいと言っていた。 健君が再生不良性貧血になったとき、お前はまだこの世にはいなかったんだ。 体外受精によって受精卵を複数つくり、健君のドナーにするために遺伝子操作を行って妊娠させる。 卓巳は健君の移植治療のためにつくられた子供だ。 お前は健君のドナーベビー。 世界で初めて生まれた、救世主兄弟なんだ」 これが斉藤夫婦の禁忌の研究成果か。 ひどい話。 人権もあったもんじゃない。 波多野の両親が愛情を持って育ててくれたことだけが救いだよなぁ。 人を作る。 それはもはや神の領域。 認められる行為ではないよなぁ。 よくゆがまないで育ったよなぁ、卓巳は(><) そして今日もカンファレンスが始まる。 そこにもう副島の姿はない。 そこで卓巳が告げた最初の患者は-------斉藤健。 「大丈夫です。 あなたを死なせない。 主治医として、必ずあなたを助けますから--------」 ◆続きはコメント欄にて ←よろしければ、ポチっとお願いいたします♪ 第10話 9297 HIT/1/11 送信確認・TB一覧は下のタイトルでリンクしております ↓ <TB URL> http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/8b1bce9b6d2a359244675ec28d321ec4/ac お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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