ついに倒幕へ-----------!!
徳川の生き残りをかけて大政奉還を進める慶喜。
容保は浮き足立つ家臣たちを諌め、将軍家のご英断だと宥める。
倒幕の大儀をなくした薩長だったが・・・。
西郷はそれでも慶喜討伐の儀を偽勅でも構わないと言い出し、薩摩に戻って兵を挙げると言い出したのだ!!
「やり抜かなならん勝負で」
西郷の言葉に覚悟を決めた岩倉。
「王政復古や!!」
緊迫した都の状況に、万一には、挙藩出陣をと、容保も覚悟を決めるのだった・・・。
一方、八重は伊東悌次郎や高木盛之輔に銃の扱いを教えていた。
学問より面白いという二人に、鉄砲は命のやり取りをする道具だと諭す八重。
何かあった時に自分の身を守らせるため。
だが、会津に何があるというのか?
それでも何か不安が付きまとう八重。
そこへ大政奉還の一報が届き、ますます混沌となる会津。
頼母はもう会津は幕府が政権を返上した以上、京都守護職の任も返上し、長州が都へ来る前に、藩士たちは会津へ戻るべきだと訴える。
確かにそれが正論なのだ。
皆それはわかっている。
だが・・・
正論が通らないのが、今の都なのだ--------!!
その頃、ますます目が見えなくなっていく覚馬。
それを憂いた林は自分の宿所に移って来いと提案。
優しい人だなぁ。
一人生活が寂しいという理由で笑って覚馬を迎え入れようとする林の心が嬉しい。
それでも覚馬は、目が見えているうちは洋学所にいたいと、それを断る。
「出来る事はまだまだある。
ぬしは、わしが見込んだ男だ」
そう励ましてくれる林。
だが、都はますます混乱していく。
薩摩浪士たちと新撰組のいざこざが発生。
新撰組が彼らをバカにした事が発端。
緊迫した両者を引かせたのは斉藤。
市中警護の意味など既にないも同然。
斉藤らも血気盛んな隊士たちを黙らせるのは難しいようで。
その場に居合わせた覚馬は浪士たちに突き飛ばされてしまうも・・・会津の者だと知った彼らは、目薬を落とした覚馬を狙うことに。
だが、洋学所へ戻った覚馬を待っていたのは・・・
大垣屋が寄越した小田時栄という女性。
覚馬の身の回りの世話をするように言い付かったという彼女。
なんでも、話を聞いたら絶対断るのがわかっていたから、押しかけてしまえと大垣屋に言われてきたよう。
わかってるなぁ、旦那~♪
目の事は聞いている時栄。
そしてかなり彼女も強情なようで、何もしない間は帰らないと言い出す。
だがそこへ先ほどの浪人たちが現れ、覚馬に目薬をぶつけたのだ。
会津はいつまで都にいるつもりか、こんな学問所ももういらないと言い出す男たち。
そして机を倒しだした男を見て、時栄は隣の部屋に置いてあった鉄砲を取りに走る。
時栄は銃を扱えるのか!?
右の男を狙えと叫ぶ覚馬。
覚馬は左の男の相手を。
弾は6発入ってるからはずしても大丈夫だと言う覚馬だったが、時栄は、一発もはずさないと断言し、銃口を男へ向けたのだ!!
女子が撃てるはずがない。
そう思っていた浪人たちだったが、時栄の気迫に負けたか、おめおめと逃げ帰ってしまうのだった・・・。
でも、どうやら時栄は無我夢中の行動だったようで、鉄砲を撃ったことなどないよう。
そんなはったりをかましたり、あの土壇場の度胸が気に入った覚馬は、明日からよろしく頼むと、時栄を受け入れるのだった-----。
さぁて、ここでまた覚馬にとって時栄との大きな出会いがやってきたわけで。
今後を考えるとちょっと複雑なんですけど…覚馬も男だしねって事で。
そしてついに薩摩が動く。
大阪へ向かった西郷たち。
土佐では竜馬が暗殺との知らせが。
容堂はどう動く?
その頃、ついに八重が竹子から1本を取ることが出来たのだ。
そして竹子を角場へ招待するという八重。
「鉄砲にも、会津の魂がこもる事を、竹子様にもみていただきてぇのです」
やはり竹子に言われたことを気にしてたか、八重。
これは次回への伏線って事で。
さて、薩摩が動いたことで、御所に行けば薩摩の者に囚われると考えた慶喜は、容保にも朝議に参内するなと命じる。
だが、結果的にこの朝議に出席しなかったことが命取りになってしまったのだ!!
長州藩主親子の復権が決まる。
更には薩摩が御所へ向かったというのだ。
蛤御門の警備を任されたのは薩摩。
これは会津が長州を都から追い出した時と同じ!!
謹慎を解かれた岩倉は、早速王政復古を掲げ、摂政関白、幕府を廃絶を提案。
あっという間に新政府誕生。
だが、その中に徳川家は加われなかったのだ。
容堂や春嶽はだまし討ちのようなこのやり方に異を唱えるも、岩倉らは容赦なく慶喜を断罪する。
西郷も刺し殺してでも進むという気迫で迫り、ついにそれが容堂を動かす。
官位を1位下げられ、領地の半分を奪われてしまった慶喜。
まだ手はあると、巻き返しを画策し、大阪城へ向かうと言い出す。
これに同行するように容保に命じる慶喜。
佐川たち別撰隊は、考えを改めてもらおうと、今にも戦いを始めようとする勢い。
揉め事を起こせばそれで揚げ足を取られるとわからないのかなぁ。
力だけで突っ走る時代はもう終わった。
藩の事を考えるなら余計なことはするなって話なんだけどね。
佐川たちにも、会津を思う気持ちがあるのはわかるから難しいんだよな。
いよいよ緊迫さが増してきた都。
戦が始まろうとしていた--------!!
八重にも伝わるほどの不安。
今までは遠くの出来事だったのに、会津に降りかかる火の粉がそこまで迫っているわけで・・・。
でも、正直な感想を言えば、ようやくここまできたって感じです。
次回からは戦闘シーンが増えそうですね・・・。
あ~長かった。
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