◆◇黒衣の貴婦人の徒然日記◇◆

革と門脇----------！！





ようやく大きくお話が動きましたね。
キャラが揃ったというべきか。


楽しくなりそうだ。




ついに革の前に現れた門脇！！


怯える革に、劍神・逐力（オロチ）を手にした門脇は、容赦なく攻め込んでくる。




何故門脇がここに？

それに彼が既に鞘になっていると言う事に驚く革。




だが、門脇は革が替え玉を使ってまでこっちの世界に逃げ込んだ事を、俺が怖いからかと言い出す。



「クズの分際で逃げ出そうなんて、絶対ぇに許さねぇ！！

一生、俺の下に這いつくばってればいいんだよ！！」



全部お前が悪いと、責任を革に押し付ける門脇。


だがその時、ついに革も反論。


「黙れ！！」



門脇のいじめに耐え抜いた日々。
不登校になったのは誰のせいか。



革を取り巻く空気が黒くなっていく。

怒りの革は、なんとツクヨを鬼化させてしまったのだ！！


その力を門脇にぶつける革。

「俺はお前のせいで！！
クズはお前だぁぁぁ！！」



門脇は咄嗟にオロチを楯にして防御したため、なんとか額を怪我した位で済んだようだけど･･･。



禍々しいものに変化してしまう革。


だがその時、咄嗟に革に抱きついて、鬼化を必死で止めようとしたコトハ。




「鬼になってはダメ！！

私、信じてる」


革は優しい人だから、誰かを傷つけるなど出来ない人。



そのコトハの誠実な思いが伝わる。
ようやく正気を取り戻した革。


だが、鬼の穢れに触れたコトハは倒れてしまうのだった･･･。



戦いを続けようとした門脇だったが、そこへなんと六ノ鞘が彼を迎えに来てしまったよう。

今日はここまでだと撤退を勧める彼ら。


そう、門脇は、本当の意味ではまだオロチを目覚めさせる事が出来ていないからだ！！



憎しみを湛えつつ今は引く門脇。




革は呆然と立ち竦み、思わずツクヨを落としてしまう。


するとすぐにそれをカンナギは、手放したのは革の方だと言って、奪ってしまったのだ！！



すぐにカナテがその後を追うのだが、革は倒れたコトハにようやく気づいたよう。


なんとか手当てをして、コトハを横にさせたのだが･･･。


彼女は門脇が「こちらの世界」とか言っていた言葉が気になっていたよう。


縋りつくように革の手に触れたコトハ。

咄嗟に手を引いてしまった革。

本当のアラタはコトハを意識などしないと、ようやく革の事をアラタとは別人だと悟るコトハ。


「あなた、誰なの？」


そこで革は自分がアラタと入れ替わった事を説明し、騙すつもりはなかったと謝罪。



自分がいた世界で、門脇に下され続けた。

その痛みや苦しみを味わったからこそ、絶対に人には力は振るわないと誓っていた革。


なのに･･･また鬼化するかもしれない。

それが不安で仕方ない革。




ここはヨルナミの領地。

早く見つけなくてはと焦るカナテだったが、ようやく見つけたカンナギは、あっさり戻ると言い出してしまう。


なんじゃそりゃ。


落ち込みほうけている革を立たせ、その顔の横にツクヨを突き刺すカンナギ。


「お前はそこまでの奴だったのか、世界を変えるんだろ！？

だったら、何があっても、やると決めた事は貫け！！

もう一度ツクヨを手にしろ、革」




他人の劍神は重い。
だからこれを返すというカンナギ。

それが革に課せられた使命なのだ。

他の誰にも背負う事は出来ないのだ。




カンナギ、いい奴～♪




そして革の剣の相手をしてやる事に。


だが、やはり真剣味に欠ける革の動き。



カンナギはカナテの槍でツクヨを払い、崖下に広がる森の中に落としてしまったのだ！！


「今の貴様には無用のものだ。

貴様は迷ってる。
再び鬼化することを恐れて。

そんな奴に世界を変えられるのか？

今の貴様は信用に値せん」




日没までにツクヨを探せというカンナギ。


そして･･･革は森の中に落ちたツクヨを探しに向かうのだった･･･。



そこにいたのは･･･黒い狼。

そいつが咥えていたツクヨ。


狼を追って走る革。



何故自分は走っているのか？
このまま前に進んでいいのか？


でも、鬼化するのではないのか。

まだ迷いが捨てられない革。




そのとき、門脇の事を思い出した革。

中学の時、彼はいつも革の隣にいて、革の走りを褒めてくれた。
ずっと一緒に走り続けられるはずだった。



なのに･･･選考会の選手を決める際、手を抜くなと、同じライバルとして戦う事になったはずだったのに･･･勝ちを譲ったのではないかと門脇に詰め寄られてしまった革。


手を抜かれた。
バカにしてるのかと、それから門脇の態度が一転してしまった。



だが、一緒にいた頃の思い出を思い出した革。


「俺達、友達だったんだよな、門脇」







一方、六ノ鞘の船で連れて行かれた門脇は、手当てを受けて目を覚ます。

そこにいたのは、これから門脇の世話をするというミヤビという少女。


革の事は大嫌いだという門脇に、彼女は笑顔で革の事が好きなんですねといいだす。


嫌いは好きの裏返し。

だからこそ気になるし、憎みたくなる。





そして･･･再びツクヨをその手に取り戻して帰ってきた革に、満足そうなカンナギ。

コトハも革に近づき、その身体を抱きしめる。



「信じるよ。

大丈夫だよ、革なら」



あら、認めた途端革の事呼び捨て～？

ってか、今まで気づかなかったって方が不思議だってぇの（＞＜）




だが、ツクヨを取り戻した革たちを見ていたスエヒロという男。

彼が言ったヨルナミを元に戻すという言葉の意味は何なのか。

ヨルナミは何かあったのか？





で、今回からＥＤが「美しい背骨」に変更に！！

いいねぇ。
私的にはこっちのが好きかも（＾＾）


後半になってようやく作品が動き出して面白くなってきた感じ。


門脇と革の戦いもこれからだし、カンナギとアカチもね。


で、これって何話なの？






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