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2010年05月14日
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カテゴリ:教育問題
 今年の春から「つくる会」教科書を使うことになった横浜市では、この怪しい教科書で授業を行う際の注意点をまとめた冊子を発行したと、4月14日の朝日新聞が報道している;


 今春から横浜市内の8区の市立中学校で使用が始まった「新しい歴史教科書をつくる会」主導の自由社版の歴史教科書について、導入に反対する大学教員らでつくる市民団体が、教科書を使う際の注意点や課題をまとめた指南書を発行した。現場の教員に役立ててほしいと、歴史の見方や他社との違いなどを細かく解説している。

 指南書は「自由社版『新編 新しい歴史教科書』でどう教えるか?」=写真。採択に危機感を持った元中高教員や大学教員の有志が昨年秋、横浜教科書研究会を発足。反対の立場から教科書の内容を共同で細かく検討してきた。

 今回発行した第1号の指南書では全体を概観し、教科書に掲載されたいくつかの時代の「特徴的なコラム」を取り上げた。

 赤穂浪士が吉良邸に討ち入りした事件について、自由社版は「江戸の庶民の喝采をあびた」と紹介。これについて「半世紀近く後に人形浄瑠璃『仮名手本忠臣蔵』が初演され、大好評を得たことを、事件そのものに対する評価と勘違いしてしまった記述」と指摘。「虚構と史実を混同しないことが求められる」などと注意を促した。

 メンバーは約60人。第1号はA4判20ページ。1千部作って全市立中学校に郵送した。引き続き、授業進度に沿って古代・中世・近世編、近代・現代編を発行していくという。

 文部科学省によると、国公私立校で今春から使用見込みの中学歴史教科書のうち、自由社版の全国シェアは1・1%。扶桑社版が0・6%だったという。横浜市教育委員会は昨年夏、市内全18区のうち8区で使う歴史教科書について自由社販を採択した。

 メンバーは「検定に合格したからといって、誤りがないわけではない。今後は市民向けの学習会やセミナーも開いていきたい。教員だけでなく市民にも読んでもらいたい」と話す。

 1部300円(協力金)。希望者は事務局の横浜国大歴史学研究室(045・339・3436)へ。(佐藤善一)


2010年4月14日 朝日新聞朝刊 13版 25ページ「つくる会教科書 使う際の課題 導入に反対の団体が指南書」から引用

 検定に合格したからといって誤りがないわけではないとは、恐れ入った話だ。特定のイデオロギーを無理やり教科書にねじ込もうとするから、そういう誤りが発生するのではないだろうか。教科書編集者にはよく注意していただきたいものだ。







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最終更新日  2010年05月14日 20時45分13秒


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