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2010年07月25日
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カテゴリ:政治問題
 ルポライターの鎌田慧氏は、与党が惨敗した今回の参議院選挙について、13日の東京新聞コラムに次のように書いている;


 どこに投票したらいいか、選挙前のしらけた空気をつくりだしたのば、民主党の責任だった。予算の無駄を削ります、増税はしません、といっていた政権党が、党首が代わったとたん、「法人税減税、消費税増税」といいだしたのだから、ネギを一本買うのでさえ頭を悩ましている庶民層は、うろたえてしまった。

 さりとて、また自民党に投票するのはいやだ、というひとたちが、なんだか新しそうなみんなの党に投票した。沖縄のように、民主党の理想に期待したのに、結局なんの役にもたたなかったと判断、かつて自民党にお仕置きしたように、民主党にゴツンを食らわせた。

 それでも、まだ民主党に期待したい、という票が、四十四議席分残されていた。盥(たらい)といっしょに嬰児(あかご)を流すな、もったいない、というありがたい票である。

 期待した政権交代の成果が、すぐにでるとはだれも考えていない。それでも、「泥沼ニッポン」から脱出して、暮らしやすい社会になる、という将来への夢が、民主党中心の政権交代を実現させた。その初心を忘れてもらっては困る。核軍縮、米軍基地縮小、エコロジー、東アジア共同体構想の夢を語らなくなったのでは、もはや自民党の手袋の裏返しでしかない。

 菅さんは夢を語らなすぎた。平和、いのち、派遣労働者を救う、これからもっと熱く語るしかない。 (ルポライター)


2010年7月13日 東京新聞朝刊 11版 29ページ「本音のコラム-理想なき政治」から引用

 選挙戦が始まってから、菅首相が突然消費税のことを言い出したのは、多分、首相としては民主党政権がこのまま長く続くという、有権者が誰も保障していないことを前提にした言動だったのではないか、と私は推量します。誰も保障していないことを勝手に前提にする、こういう態度を「驕り」といいます。国民は、自民党はダメだから民主党に入れようと、一度はそう思いましたが、だからと言って民主党に長期政権をゆだねるなどとは一言も言っていないのですから、菅首相はそこを読み間違えるべきではありませんでした。取り合えず民主党政権は、よほどの事がない限りあと3年余り継続できるはずですから、その間に信頼に足る政権であることを示してもらいたい。もしそれがかなわなかったということになれば、自民党、民主党、その次の出番はもう共産党しかないと思います。







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最終更新日  2010年07月25日 19時52分45秒
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