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2014年07月22日
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カテゴリ:政治問題
 安倍政権の身勝手な憲法解釈変更に不安を募らせる国民の声を、3日の朝日新聞「天声人語」は次のように紹介している;


 日本は「言霊の幸(さきわ)う国」だという。言葉に宿る力によって栄える国というほどの意味だ。解釈改憲という暴挙を無理押しした永田町の言葉に力はあるか。きのうの本紙の各地域面では、対照的にずしりと重い言葉が語られていた。

 「与党の議論は机上のものだ」。青森県三沢市で自民党を長く支持してきた黒田進二さん(79)は、敗戦後、朝鮮半島から漁船で命からがら帰国した。「戦争はもう終わっていたのに銃弾が飛んできた。戦争というのは政府同士の話だけでは制御できない事態が局所的に起こる」

 自民党の秋田県議で議長も務めた大里祐一さん(78)は、考え方が首相と合わないという。父と4歳から中国に住んだ。「爆撃を食らったこともある。私は戦争を知っている。安倍さんは知らないと思う」

 言葉の重しになるのは大戦の経験だけではない。母国アフガニスタンへの支援活動を続ける静岡県島田市の医師レシャード・カレッドさん(64)は、「日本よ、お前もか」と失望を隠さない。「戦争に参加しないから、日本への信頼は厚く、非軍事的で誠実な支援にアフガン市民は感謝した」

 同じ国からきた茨城県つくば市の通訳業、駿渓(スルタニ)トロペカイさん(62)も同じ思いだ。武力ではなく、「人道的な支援での関係づくりを最優先に」と釘を刺す。

 加藤典子さん(42)が奈良県明日香村で営むカフェは「ことだま」という。「9条は武力放棄をうたい、長い平和な世を築いた。その言葉を大切にしなくては」。静かに耳を傾けた。


2014年7月3日 朝日新聞朝刊 14版 1ページ「天声人語」から引用

 安倍内閣の集団的自衛権に関する閣議決定は、与党内の密室協議しかしておらず、国会では衆参両院でそれぞれわずか一日の審議で、しかも、議論はまったくかみ合わず、意味不明の首相答弁を聞かされただけでは、国民が不安を感じるのは無理もありません。その上、決定内容が憲法に違反するというのでは、もはや国民は「不安」を乗り越えて倒閣運動に取り掛かるべきだと思います。





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最終更新日  2014年07月23日 09時29分16秒
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