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2015年02月18日
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カテゴリ:政治問題
 人質見殺しの責任どころか被害者遺族に弔辞を伝えるでもない安部首相は、この事件を利用して自衛隊を容易に海外派遣できるように法律を改悪しようと企てているらしい。そういう誠実さの欠ける安倍政権について、ルポライターの鎌田慧氏は、3日の東京新聞コラムに次のように書いている;


 「救われる」と信じていた。しかし、ついに救えなかった。後藤健二さんの生死は、政治に翻弄(ほんろう)され、悲しみと不信感だけが残った。

 この間、安倍首相の発言は矛盾だらけだった。「卑劣なテロに屈することはない」といい、「人質の早期解放をめざす」という。そのためにどんな手を尽くしたのか。生命の危機が迫っている時にいう言葉か。

 後藤さんが亡くなった後の言葉は「国民の命、安全を守ることは政府の責任であり、その最高責任者は私」だった。「人命第一」「早期解放」を目指しながら、人質の命と安全を守れなかったのはなぜか。「最高責任者」を気取る割にはその自責がない。「テロとの戦い」。空疎な大言壮語。

 こころあるひとたちが悲しみ沈んでいる間に、自衛隊による「邦人救出」「積極的平和主義」をもちだす。死者の前で売れ残り商品を売りつける。火事場泥棒のように、品がない。

 わたしは解放を信じていた。が、日の丸とイスラエルの国旗を並べて記者会見する首相の写真をみて、ドキッとした。

 アメリカが「イスラム国壊滅作戦」を声高に主張しているときに、アメリカと有志連合を組む、イスラエルとの仲を誇示する。無神経にすぎる。平和を願っていたジャーナリストが自衛隊の海外派遣の露払いにされるのでは、死んでも死にきれない。(ルポライター)


2015年2月3日 東京新聞朝刊 11版S 25ページ「本音のコラム-本気だったのか」から引用

 安倍首相の軽率な演説がテロリストを挑発して、今回の人質殺害という事件が起きたという見方は間違いないと思います。二人の邦人が人質になった時点から殺害されるまで、政府はどのような対応をしてきていたのか、客観的な立場からの検証が必要です。






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最終更新日  2015年02月18日 10時33分46秒
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