カテゴリ:【如水・壺公慷慨】
★忘備忘却録/きょうの過去帳・狂★ ◆ 銭形平次の必須アイテム、市場に流通開始(1636年=寛永通宝創鋳)。 ◆ ヒトラー肝いりのカブトムシ型の国民車が初お目見え(1938年)、ナチス滅亡後も好評を博し2000万台以上を売り上げるベストセラーに。 ◆ 米軍がイランの民間機を軍用だと思い込んでバキューン!!(1988年=イラン航空655便撃墜事件)。 【彷徨癖者/如水の愛犬 “ハクとココ”が悲嘆・感嘆 / 令和4年07月03日】 ロシアで次に起こること =後節= =CNN Opinion / 2023年6月28日 / デービッド・A・アンデルマン氏(CNNへの寄稿者) 実際のところプリゴジン氏が率いるワグネルは、最近のウクライナで組織的に勝利している唯一の部隊のようだ。本人が指摘するように、東部の要衝バフムートを数週間にわたる無益な戦いの後に制圧したのは、同氏の指揮する戦闘員たちだった。 戦場以外にも、別の不確定要素がプーチン氏に迫る可能性がある。今や同氏は自らが招いた状況に直面し、明らかにそれを制御できていないように見える。プーチン氏は長年にわたり事実上自身の言いなりだったルカシェンコ氏を頼り、ともすれば命取りになりかねない危険な状況を鎮めなくてはならなかった。この動きは、かねてプーチン氏が支援を当てにしてきた取り巻きの間で注目を集めずにはおかない。またプーチン氏の信頼厚いぺスコフ報道官がプリゴジン氏の所在を記者団に告げることができなかったという事実も、一段と厄介な話に思われる。 何よりも、現場で起きている事実が本質的にプーチン氏のこれまでの発言とことごとく食い違う。ロシアはこの戦争で勝利していない。1年前にはものの数日もしくは数週間で終わるはずだったにもかかわらず。ウクライナは一段と強化され、戦力の高まりに拍車がかかる。プリゴジン氏が最も直接的な形で指摘した通りだ。そして、プーチン氏はもう比類ない強者ではないのかもしれないとの懸念が広がる。同氏は過去20年間にわたり、自身をそうした強者と位置づけてきた。 なるほど、仮に誰がより強い権力を握っているかと問うなら、プーチン氏は輝きを失いつつある側だということができるかもしれない。 「16カ月前、ロシア軍はウクライナの首都キーウの玄関口にいた。ものの数日で街を奪取し、ウクライナを地図から消せると考えながら」。ブリンケン米国務長官は25日、CNNの番組でそう述べた。「今や彼らは、自分たちの首都モスクワの防衛に注力せざるを得なくなっている。相手はプーチン氏自身が作り上げた傭兵(ようへい)部隊だ。ここから多くの意味深い問いが浮かび上がる。答えは向こう数日、数週間で出ると思う」(ブリンケン氏) 最終的に焦点はウクライナへと移り、ゼレンスキー大統領と配下の将軍たちが今回の贈り物をどのように最大限活用し得るのかに注目が集まっている。プリゴジン氏が突如として彼らにもたらしたこの贈り物を。 果たしてウクライナ軍からの強力な攻撃がその答えなのだろうか? プリゴジン氏がこの常軌を逸した週末に露見させた、厳しい問いの答えとなり得るのだろうか? もしそうであるなら、ここは単に身を引いて、クレムリンの権力闘争がどのように繰り広げられるのかをじっくり観察すればいいのかもしれない。 プーチン氏は一時プリゴジン氏「抹殺」を企図、ベラルーシ大統領が会話内容明かす [モスクワ 28日 ロイター] - ベラルーシのルカシェンコ大統領は、ロシアのプーチン大統領が武装反乱を起こした民間軍事会社ワグネルの創設者エフゲニー・プリゴジン氏の「抹殺」を一時企てたが、説得して思いとどまらせた、と明らかにした。ベラルーシの国営メディアが28日、軍高官や記者団にルカシェンコ氏が語ったプーチン氏との切迫したやり取りの詳しい内容を伝えた。 プーチン氏は当初、ワグネルの反乱を武力鎮圧すると表明したが、結局はルカシェンコ氏が間に入る形で態度を軟化させ、プリゴジン氏やワグネルの戦闘員がベラルーシに出国することに同意した。プリゴジン氏も矛を収め、モスクワへの進軍を停止してワグネルの部隊に宿営地への撤退を命じた。 ただルカシェンコ氏によると、24日に自身が交わしたプーチン氏との会話では、プーチン氏は抹殺を意味するロシアの犯罪者が使う俗語を口にした。 ルカシェンコ氏は、ワグネルに対する暴力的な決定がなされたと理解したと説明した上で「プーチン氏に性急に動かないよう促し、プリゴジン氏や部下の指揮官らと話をしてみようではないかと提案した」と述べた。 これに対してプーチン氏はルカシェンコ氏に「聞いてくれ。それは無駄だ。プリゴジン氏は電話にさえ出ない。誰とも話したくないのだ」と応じたという。 それでもルカシェンコ氏は、プーチン氏に「広い視野」で考えるよう助言し、プリゴジン氏を「消して」しまえばワグネルの戦闘員たちの反乱が広がりかねないと指摘した、と強調した。 アングル:ワグネル反乱でロシアエリート層に危機感、自家用機で脱出も [モスクワ 28日 ロイター] - ロシア民間軍事会社ワグネルが起こした武装反乱で国内エリート層の一部は国全体が内乱に突入するとの危機感を募らせ、国外への脱出を急いだことが明らかになった。航空機追跡データや関係筋によると、反乱を受けて首都モスクワからは複数の自家用機が飛び立った。 エリート層が懸念したことの一つは、エフゲニー・プリゴジン氏率いるワグネルの部隊がモスクワに進軍して経済を掌握しようと試み、資源など権益の再配分が起きるというシナリオだ。 ただ、モスクワから約200キロメートルの地点でワグネルは撤収し、反乱は1日で収束した。エリート層の間では、反乱で顔に泥を塗られたプーチン大統領が国内統制をさらに強め、忠誠心が足りないと見なす要人に報復するとの懸念が新たに生じた。 ある関係筋は匿名を条件に「ロシアが新たな現実を突き付けられた」と語り、「武装集団が国全体を意のままにする可能性が常にある」ということが今回の反乱で示されたとした。 別の関係筋はワグネルが反乱を開始した24日に多くの人は家族でモスクワを脱出する準備を急いだと述べた。「今回起きたことのスピードと重大さに誰もがショックを受けた。これはクレムリン(大統領府)も同様だ」と述べた。 <外貨・航空券獲得に奔走> 政財界トップエリートの考えに詳しい関係筋は「失うものがある人は誰もが強い緊張感を抱いた」と述べた。 武装反乱を受けてロシア各地で国民は銀行からルーブルを大量に引き出し、外貨との交換を求めた。ベロウソフ第1副首相によると、外貨と現金の需要は平均で約30%増え、武装蜂起の場所に近い南部の地域や大都市では70─80%急増した。 セルビアの首都ベオグラードへの直行便は航空券が完売となり、ソチ経由ベオグラード行き片道便の航空券は価格が6万3700ルーブル(約10万6000円)まで高騰した。トルコのイスタンブール行きの便は価格が4倍に急騰した。 古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 ---------下記の姉妹ブログ 一度 ご訪問下さい-------------- ・・・・・
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Last updated
2023/07/03 05:10:07 AM
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