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2024/03/02
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★忘備忘却録/きょうの過去帳・狂
☆ ミニの日。元々は変態紳士どもの国民車のための日だった筈だが、今ではミニカーにミニスカート・ミニバン・ミニディスク・ミニトマト・ミニストップ・ミニモニとミニなんたらが増えたので、何のための日なのか訳が解らなくなっている。 ☆ 国策の線に沿い、「ストライク」「セーフ」が「よし」・「ファウル」が「だめ」・「アウト」が「ひけ」と言い換えが始まる(1943年)。 ☆ ウスリー川の中洲でブレジネフと毛沢東が珍宝を取り合い、配下の軍隊が大勢駆けつける大喧嘩となる(1969年)。
【彷徨癖者/如水の愛犬 “ハクとココ”が悲嘆・感嘆 / 令和5年03月02日 

もう取り返しがつかない?ロシアがウクライナ侵攻で犯した5つの失策 =後節=​
=NewsWeek_ Opinion / ウクライナ戦争 / 2024年2月27日(火) / デービッド・ブレナンルイラスト:


■3) 善意のしるし
最前線で停滞している現在の戦況は、流動的で機械化された戦闘が数週間にわたって繰り広げられ、領土が大きく変動した2022年の戦闘とは大違いだ。4月にロシアがキーウから撤退した後、両陣営は戦闘を再開し、ウクライナが東部ハルキウ地方と南部ヘルソン地方で大きな勝利を収めた。

ウクライナが南部からヘルソンに攻め込み、最終的にはドニプロ川の川岸まで攻勢をかけることは、以前から予告されていた。その漸進的な攻勢は8月に始まった。
北東部ではウクライナがハルキウの東で奇襲攻撃を仕掛け、比較的薄いロシアの防衛線を突破して650平方キロ以上の領土を解放した。ウクライナの攻撃隊は、その進撃の速さゆえに、自軍の補給線を追い越すことさえあった。

これは南部での成功につながり、ウクライナ軍は11月にヘルソンに到達し、市をロシアの支配から解放した。

ロシア政府によれば、4月のキーウ、9月のハルキウ、11月のヘルソンと、ロシア軍の敗北と撤退はすべてロシア側の「善意のしるし」だった。6月の黒海の要衝ズメイヌイ島(スネーク島)の放棄もそのひとつだったという。

■ 4)「プーチンの料理人」
ロシアのウクライナ侵攻は、ロシア政府内のパワーバランスをも動かし、権力を振るう新たなルートをプーチンの側近たちにもたらした(それを使いこなすだけの冷酷さとリソースがあればの話だが)。

この2年間のモスクワにおける泥沼の心理戦から生まれた物語の中でも最も衝撃的だったのが、エフゲニー・プリゴジンの台頭だった。彼はケータリング業で財をなしたオリガルヒ(新興財閥)で、「プーチンの料理長」というあだ名で呼ばれていた。

民間軍事会社ワグネルを率いていたプリゴジンは、軍閥の長といった存在になるとともに、戦況に大きな影響力を及ぼす立場となった。ワグネルは2022~2023年にかけて東部ドネツク州での激しい戦闘を主導し、2023年5月にはソレダールやバフムトを攻め落とし勝者となった。

セルゲイ・ショイグ国防相やバレリー・ゲラシモフ参謀総長との激しい権力闘争を経て、プリゴジンは現実主義者で民衆の味方というイメージを作り上げることができた。そして、主戦論者ナショナリストや、世論調査によれば、多くのロシア人の支持を得るに至った。

だが結果として、権力闘争はプリゴジンを破滅に導いた。昨年6月、ワグネルはウクライナ国境に近いロシア南西部の基地で反乱を起こした。そしてモスクワに向けて進軍したが、手前で止まった。プリゴジンが政府と一時的に合意を結び、反乱を取りやめたのだ。



だがこの合意は、プリゴジンの破滅を少し遅らせただけだった。8月に彼を乗せたプライベートジェットはモスクワの北で墜落。アメリカの情報当局はこれが暗殺である可能性を指摘した。
プリゴジンとワグネルにクーデターを許したことと、治安当局が未然にそれを防げなかったことにより、プーチンの正統性は打撃を受けたと、海外では受け止められた。

「プーチンの弱さとプリゴジンの大胆な批判により、クレムリンは過去数十年間で最も弱体化している」と、アメリカのシンクタンク、アトランティック・カウンシルは7月、指摘した。
ゼレンスキーも同じ意見だった。「彼(プーチン)がプリゴジンを殺したという事実は、彼の理性がいかほどのものかを、そして彼がいかに弱体化しているという事実を物語っている」とゼレンスキーは9月に述べた。

■5) 穴だらけの防空システム
2022年の開戦当初、ロシアはやりたい放題だった。さまざなな巡航ミサイルを地上からも海上からも空からも発射し、好きなように爆撃を行った。激しい爆撃によって、ウクライナの電力網はズタズタになった。本格的な戦争が始まって最初の冬はウクライナにとって非常に厳しいものとなった。

だが戦いが続く中、ウクライナは長距離攻撃能力の向上に努めた。その中で、先進的なはずのロシアの防空システムに「穴」があることも明らかになっていった。

ウクライナはドローン開発プログラムにかなりのリソースを投入してきた。UJ-26ビーバーやUJ-22エアボーンといった航続距離の長い自国製ドローンはウクライナ政府の自慢だ。ウクライナはまた、UJ-25スカイラインといった先進的なジェットエンジンを積んだドローンの開発・製造にも取り組んでいる。

ロシアの防空システムが機能しないことがあまりに多かったために、ロシアのインターネットでは「防空システムはは何をしている?」というフレーズがはやり言葉に。ソーシャルメディアでロシアの都市や主要インフラや軍事関連施設がドローンやミサイルの攻撃を受けて話題となるたび、この言葉は広まった。ドローンがクレムリンの敷地内に到達して爆発したこともあった。

穴だらけなのは地上の国境防衛も同じらしい。昨年夏には西部ベルゴロド州への親ウクライナ派のロシア人戦闘員による攻撃が繰り返され、ロシア政府と地元当局の面目は丸つぶれとなった。
アメリカのシンクタンク、戦争研究所は、「(親ウクライナ派の)攻撃はロシアのコメンテーターたちにとって驚きだった」と指摘した。

政治アナリストで、かつてプーチンのスピーチライターを務めたこともあるアバス・ガリャモフは、テレグラムにこう投稿した。「(ベルゴロドへの攻撃は)プーチンの軍隊は無敵だという神話を完全に破壊した」
彼はこうも付け加えた。「(プーチンの軍隊は)前進する方法が分かっていないばかりか、防衛も同じくらい下手だ」



古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 
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Last updated  2024/03/02 05:10:06 AM
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