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2024/03/07
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★忘備忘却録/きょうの過去帳・狂
☆ 花粉症の日。この日がスギ花粉のピークらしいが、なぜ3月6日や3月8日ではいけないのか不明。特異日?なにそれ、おいしいの? 今日はミンチの日やで~。 ☆ イライシャ・グレイが満を持して電話機の特許を出願するが、わずか2時間の差でグラハム・ベルに先を越されてしまう(1876年)。 ☆ 大阪電燈を脱サラした松下幸之助君(19)が、大阪市東成の長屋で電器部品の工場を始める(1918年)。これが後のパナソニックだったりする。
【彷徨癖者/如水の愛犬 “ハクとココ”が悲嘆・感嘆 / 令和5年03月07日 

【ロシア人の本音】「戦争賛成が8割」の裏で動員に怯える18歳、国外脱出する人々、圧殺される反対の声 ……記者は戦時下のモスクワへと飛んだ /  【連載第1回】
     『空爆と制裁 元モスクワ特派員が見た戦時下のキーウとモスクワ』=後節=​
=Wedge_Report 【プーチンのロシア】 2024年03月01日 / 黒川信雄( 産経新聞社 元モスクワ特派員)


母国を脱出するため、航空券を求め長蛇の列
 ロシア国内ではすでに、戦争反対の声を上げることは困難になっていた。そのようななか、ロシアの先行きに絶望的な気持ちになった若者らの多くがとった選択肢のひとつがある。国外脱出だ。

 モスクワ市内で、車が行き交う大通り沿いに、早朝から何重にも曲がりくねった長蛇の列をなす人々を見た。2023年12月現在も中東行きの路線を運航する、外資系航空会社のオフィスだ。市民のひとりは列を見つめて「ウクライナに侵攻した直後は、この何倍も人がいたよ」と教えてくれた。彼らは、航空券を買おうとしていたのだ。

 列に並んでいた人のどれくらいが旅行やビジネス目的なのか、どれくらいが国外脱出目的だったのかはわからなかった。しかし、その一定数はウクライナに侵攻した現在の政権に嫌気がさし、ロシアから離れようとする人々であることは疑いようがなかった。

 ウクライナ侵攻を受けてロシアで始まったのは、数十万人もの若者たちが国を去る動きだ。私の知人にも、そのような人が何人もいた。ビザなしで出国できる旧ソ連諸国を経由して、数カ月をかけてヨーロッパに脱出した人。あたかも旅行者のように、東南アジアに家族で滞在し続ける人。または脱出がかなわず、静かにモスクワで働く人──。
 その形はさまざまだったが、ロシアから逃げ出したいという気持ちは一致していた。

「侵略国家の国民ではいたくない」 祖国ロシアに対する絶望の声
「人間らしく生きていきたかったから、ロシアを去った。プロパガンダはロシア国民、そして私の隣人からも、理性を奪ってしまった」
「ロシアは今後、20年間は普通の世界の仲間入りはできないだろう。僕はまだ若い。20年間も、無駄に生きたくはない」
「私の子供たちには、開かれた世界で成長してほしかった。〝侵略国家の国民〟として、生きてほしくはなかった」
 ロシア人の海外移住を支援する非営利団体「OK Russians」(2023年8月時点でサイトは閉鎖)が、ロシアを脱出した若者らを対象に実施した調査を見ると、祖国であるはずのロシアに対する絶望的な気持ちであふれていた。

 一体、どれくらいの人々がロシアを離れたのか。オンラインメディア「ノーバヤ・ガゼータ・ヨーロッパ」は2022年5月に、同年1月から3カ月間で、ロシアを離れた国民の数が388万人にのぼったとの統計を報道した。これは、ビジネスや観光目的で国を出た人の数も含まれているので、単純に国外脱出者の数とみなすことはできない。ただ、ウクライナ侵攻への懸念がロシア国内で急激に高まっていた時期であり、一定の参考にはなる。

 また、前出の「OK Russians」は3月中旬に、ウクライナ侵攻を理由に国を去ったロシア人約2000人を対象にオンライン調査を実施した。その結果、その期間に少なくとも30万人のロシア人が国を脱出したとの推計を発表した。



 衝撃的だったのは、脱出した人々の特性だ。脱出者の57%が34歳以下の若者で、さらに職種では、全体の3分の1がIT関連人材であることがわかった。それ以外の人々も、企業経営者や医師、コンサルタント、デザイナーなど、いわゆる頭脳産業に従事する人々が集まっていた。

 出国者のうち「一時的な出国」とする回答は全体の12%にとどまり、「帰国しない」が27%、「長期間離れる」が41%と、大多数がロシアに事実上、戻らない決意を固めていた。

【戦時下のモスクワ】国外脱出でしぼむ若者の声 開戦4カ月で市内の反戦ムードが沈静化した理由 根強い中高年層の「戦争賛成、プーチン支持」の現実 / 【連載第2回】
​    『空爆と制裁 元モスクワ特派員が見た戦時下のキーウとモスクワ』=前節=​

=Wedge_Report 【プーチンのロシア】 2024年03月02日 / 黒川信雄( 産経新聞社 元モスクワ特派員)
 多くのロシア人の若者らにとって、国外脱出は決して容易な決断ではなかった。

 ウクライナ侵攻を受けた欧米諸国による経済制裁により、ロシアから海外に向かう国際便の数は激減した。ロシアでは、侵攻前は1日あたり約210便あった国際便は、侵攻直後の2022年3月上旬には約90便に減少した。

 航空券の価格は高騰し、私財を投げうってチケットを手に入れても、突然の飛行キャンセルで出発できないケースもあった。脱出した人々に、高所得者や子供を持たない若者らが多いのは、これらの問題をクリアできる財力があったためだ。

 中には、自分の子供が将来徴兵される事態を懸念して、親が子供だけを国外に脱出させたケースも報告されている。
 私の知人にも、国外脱出を目指したものの「お金がない。どうしても出国できない」との理由で、やむなくロシアにとどまった人もいた。

 そのような人々は、本音を包み隠しながら、ロシア国内での生活を続けているのが実態だ。
 さらに、脱出できたとしても、海外で長期間生活できる十分な財産を持っているとは限らず、職が見つからなければ、帰国を余儀なくされる可能性もある。

 しかし、国外脱出者や、政権に批判的な行動をとる自国民に対し、プーチン大統領は極めて冷酷な対応をとった。侵攻開始から約3週間後の2022年3月16日には、プーチン大統領は政権幹部に対しこう語ってみせた。
・・・・・・・・明日に続く・・・・・



古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 
・・・・・・・・・・ 
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Last updated  2024/03/07 05:10:06 AM
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