こんにちは♪
本日の一冊はこちら(*'▽')
内容紹介(出版社より)
高校生の俺、名雲慎治には悩みがあった。家庭事情でやってきた義理の妹・紡希がよそよそしいのだ。距離が縮まらない2人暮らし。そんなある日、紡希が連れてきた「ネット友達」が状況を変える。それは、クラスで人気の美少女ギャル・高良井結愛!?
3人で過ごすうちに、心を開いていく紡希。さらに俺と結愛の距離も学校で、家で急接近!? 苦手だった結愛の優しさや寂しがりな素顔、家庭的な一面を俺だけが知っていく。
「私、名雲くんの通い妻みたいだね。そうなっていい?」「それいいよ! シンにぃ、3人で暮らそう!」いや、それはダメ……じゃないけど。
いっしょに帰宅して、いっしょに泊まって。結愛は俺の恋人、と紡希にも勘違いされて、なぜか嬉しそうな結愛。ウチに入り浸るたびに、その関係は次第に本物になっていくーー!?
ギャルと義妹。2人の女子との暖かくて甘い、アットホームいちゃラブコメ!
タイトルに惹かれて購入(^^♪
とても暖かい内容になっており、読んでいてほっこりしました(*'▽')
気になる内容ですが、
例にもれず陰キャの主人公に陽キャの筆頭でもあるギャルがぐいぐいアプローチしていくというもの。
そこに義妹との関係性や苦悩など繊細な内容も詰まっておりよかったですね。
主人公は上にも書きましたが友達もいないボッチ陰キャをこじらせた人物ですが、義妹を溺愛する超シスコンで、過干渉になっている部分も。。。
父親と二人でずっと過ごしていたことで突如できた義妹という”異性”に対してどう接していいかもわからず、なかなか距離感を掴めないところをヒロインに相談し改善していく姿には”成長”を感じますし、中盤以降は結構明るくなるという変化も(*'▽')
今巻では主人公の家庭環境やヒロインとの関係構築のためにまるまる一冊費やしたような形になっていますが、その過程がとても心地いいですし、主人公の義妹に対する想いやヒロインに対する想いの変化は彼自身の心境の変化がわかってよかったです。
ただ、ラストのシーンはなにか思わせぶりな何かが感じられたのでそれに関しては次巻以降のお楽しみなのか?
もし2巻が発売されるなら今度はヒロイン側の問題を解決していくパターンか?それとも変わらず主人公の家族との関係をさらに深めていき、外堀を埋めていくのか・・・
どちらのパターンも面白そうでですね(*'▽')
実際にどうなるかは気になりますが、アットホームな温かい物語を読みたい方にお勧めの作品です。