中 学 校 生 活 の 思 い 出
中学校生活で、一番印象に残ることは、何といっても
2年生の時のことだ。
2年生になった時は、何か自分たちのクラスだけ、
おもしろくないような気がしていたが、だんだんと
おもしろくなっていった。
担任の先生の顔をクソまじめな顔をして、じっと
見つめ、そしてトンボの目をまわすように、
大きく手を回してみたりした。
先生は、少しぬけた所があって免許の事を、
〇〇〇といいまちがえ大爆笑。
これを冷や汗をたらしながら必死にごまかした。
クラスには、おもしろい男たちがいた。
ぼくがある日、新しい上履きをはいてきた時、
その男たちは、口に手をあて大きな声で
ぼくをひやかした。
あまりにひやかすので、これはエエ恥だと思い、
ボロボロの上履きを持ってきてはいた。
翌朝、上履きをこうとしてぼくは驚いた。
なんとボロボロの上履きがいっそう、
みじめになっていたのである。
これはあの男たちの仕業であった。
これにはいささか、まいった。
新しい上履きをはかせるためだったらしい。
よくそこまで頭がまわったなと感心した。
そのうち、まちにまった修学旅行がやってきた。
おもしろかったのは、夜寝る時だ。
懐中電灯を目の前でつけて、眠らないようにしたり、
みんなでフトンをとりあったり夜中の2時に
みんなで起きて、フトンをあげてみたり
たいへん楽しかった。
翌朝、早く起き過ぎて旅館の人に文句を
いわれて、いささか気分がわるくなった。
バスの中では寝不足で山並みハイウェイの景観を、
見ることができなかった。
別府では、地獄めぐりをした。
大きなワニがいたのには驚いた。
帰りのフェリーで徳山港へ入ると、海の水が
急にきたなくなってきた。
徳山ではこのぐらいだったのだから、
都会は、もっとひどいのかと思うと心が重くなる。
50年後の地球は、いったいどうなっているのだろうか。
ウォー 超能力がほしい。
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最終更新日
2021年12月24日 16時50分25秒
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