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カテゴリ:旅
アセンブリー・プレイス・ア・コリヴィング・ホテル@ヴィーラサミーは、基本はいい宿だと思う。しかし、なぜプロモーション価格で安く泊まれたのか、その理由はわかった。昨日は0時過ぎくらいには寝たのだけど、部屋のエアコンをタイマーでセットしておいたけど、切れる度に暑くて目が覚めた。そんな調子でただでさえのところ、朝6時半、おおお!
ズンズンと低音が響き、キンキンと高音が響く。宿の前は、食堂やバーとかだけでなく色々な商店も軒を連ねる。どこも賑やかで活気のある通りだが、音は隣のレストランだろうか?早朝からインド映画音楽が轟音で鳴り響いているのだ。何で耳栓を忘れたのかと後悔したけれど、耳栓で抑えられる音量ではない。こりゃあゆっくり寝ていられるわけがない。それでも、まだ眠いから寝床で粘っていたけれど、熟睡は出来ぬままダラダラと9時くらいに。まあ、急ぐ旅ではないけれども・・・ ようやく10時近くに朝食に。リトル・インディア駅側のテッカ・センターのホーカーへ。まあ、やはりインド繋がりでロティを食べたい。マレーシアではロティ・チャナイという言い方だけど、こちらではロティ・プラタという。たまたま見つけた店で、朝っぽくカレーではなくバナナの入ったプラタを。ドリンクは勿論マサラテー、合わせて4ドル也。高い高いと言われているSGだけど、ホーカーとかなら、このくらいの値段で充分に、それも美味しいものが食べられるのだから、これがSGの良さだ。ついでに、大好きな仙草(チンチャオ)のドリンクも。ロティを食べたアル・ラーマン・カフェは何気に有名店だったようで、僕が食べた後は行列が出来ていた、ラッキー。 SGで今更観光って感じではないのだけど、僕が訪れていなかった間に新たに出来た場所は行っておきたい。そりゃ何たってマリーナ・ベイ・サンズだ(実は2011年に出来ていたそうだが)。映画「クレイジー・リッチ」のラストにも登場した弩級の建造物。こんな僕でも、やっぱり、あの上に行ってみたいわな、多少高くても(30ドルくらい)。でも、展望台のチケを買い求める行列がすご過ぎて、即断念。そりゃあそうだよな、スカイツリーなんぞ目じゃないもん。 MRTダウンタウンラインのベイフロント駅で降りれば、マリーナの中に繋がっている。ホテル、カジノや劇場も備えた瀟洒なSC内を見て回るが、まあ、縁がないっちゃ縁がない世界ではある(汗)。フードコートもあるのだけど、うわー、これかい!というゴージャスさ。当然お値段も高めなので、ここで食べようとは思わない。ただ、劇場で上演中のミュージカル「ハミルトン」は見てみたかったなあ。因みに一番安い上階の席で80ドルだった、一番高いのは300ドル、ひえ〜。 隣接するガーデンズ・バイ・ザ・ベイというのも新名所で、要は巨大植物園らしい。入口のところでチケット売られていたけど、基本は無料で公園内を歩き回れるけれど、フラワー・ドームとかそういうところに入るには、やはり30ドルくらいの入場料がかかる。でも、無料で見て回るだけでも充分。未来世界のようなジュラシック・パークのような世界。端っこの方にサテーを中心にした、ちょっとしたフードコートがあるのだけど、勿論、ここでも食べない。今日の昼は、やっぱり、チャイナタウンの方で。ってことで、あっついガーデンを後にする。夜は、マリーナ、ガーデン、共にショーがあるので再訪する予定。 シンガポール、暑いです。今の時期の沖縄よりも暑く、もっと湿気があって蒸し蒸しする。尤も、今タイやフィリピンは気温40度台らしいから、その点でも快適な部類であろうか。ガーデンズの駅からイーストコーストラインでマックスウェル駅へ。降りると、すぐ側にマックスウェル・フードセンター。ランチはここで決まり。色々食べたいけれど、ここではチキンライスをと決めていた。評判の天天海南チキンライスは、マリーナベイサンズ並の!行列。なので、勿論、僕は別の店で。そこのはまあまあだったけど、日本人は骨付の肉ものは苦手だよねえ、6ドル也。 チャイナタウンは何があるってわけでもないけど、建物はそれぞれ味があるし、まだ昼間だからひっそりしているけど、良さげな食堂街、飲み屋街も色々。勿論、露店等もあって、ここらは「世界ネコあるき」でも登場したかなって感じのところ。ただ、SGという国の管理上、野良猫というのは見当たらず、昨晩、団地内で飼い猫っぽいのを1匹見かけたくらいだ。ちょっと寂しいかな。 ただでさえ睡眠不足な上に歩き疲れたので、今度はMRTではなくバスに乗って移動。よく風景が見えるように二階建てバスの前列に陣取る。これ観光にはうってつけで、カラフルなドアのおしゃれな建物は警察署!?チャイムスというのは単に教会なのかと思ったら、中にはレストランだなんだ色々あったそうだ。この、チャイナタウンからブギスに向かうバスは、こういった建物見物には最適だ。そう、下車したのはブギスだ。 お寺が立ち並ぶあたりをウロウロして、今度はこれも評判のホーカーの一つ、アルバートセンターに辿り着く。ここでは、ちょっとおやつというか、涼を取るかき氷を。仙草やら小豆やらがかかったチェンドル、2.3ドル也。もっと色々具がのったアイスカチャンにしても3ドル程度で、沖縄のぜんざいよりも安いくらい。こんな具合に、SG、案外、適度な金額で色々食べられるのだ。本当はアラブストリート辺りまでと思ったのだけど、些か疲れ気味で時間も何なので、一旦宿に戻る。歩いてもリトル・インディアは近かったのだけど、MRT利用で。シャワー浴びて夜に備えて少しお昼寝。相変わらず通りは賑やかなのだけど。 もう今夜はまるっとおのぼりさんで行くつもりで、先程訪ねたマリーナベイとガーデンズのショーを見物する。その前にどこかで一杯行きたかったけど、相変わらず、とことん地理に疎くて迷ってばかり。ショーの鑑賞場所は、あのマーライオン公園に定めたのだけど、ボートキーに行くつもりがクラークキーの方に行ってしまって、そこでは少し遠いので、また歩く。なことをしているうちに時間がなくなってしまった。飲みはカットして、とにかくマーライオンへ、ここも久々だなあ すでに多くの人が集まってきているけれど、とにかくビールくらいは飲みたい。モスバーガーかい?でも、ビール飲めるならいいや、席にも陣取れるし。ビールとオニオンリングで15ドルだけど仕方ない。他の国なら一人でテーブルで座っていようものなら、家族連れとかが、どけと言わんばかりに側に座り込んできたりするけど、SGにおいては、中華もインドもムスリムも一定の節度があるのがいい。多民族国家故に、多少、周囲に配慮するのだよね。本当のインドや中国では間違いなくこうはいかない。 程よい時間になったので、マーライオンが水吐き出している近くに行って20時からのショー開始を待つ。スペクトラは、ライティング、レーザー光線、噴水、そして音楽による”光と水のシンフォニー”。こちらの対岸側では音は小さいけれど、全体が見渡せるからいいだろう。音楽はディック・リー担当とかってことはない?ショーは15分ほどで結構長い。思った程の派手さではなかったけれど、これを毎晩数回無料で見せてくれるのだから太っ腹だよねえ。 見終わって、今度はガーデンズ・バイ・ザ・ベイの方に移動。こちらでは20時45分より、ガーデン・ラプソディというショーが。こちらも音楽に合わせて、日中見た、巨大ツリーがライトアップ、点灯する。これも日中行った無料エリアの展望台のようなところから見物。土曜夜ながら、遅い方の回だったせいか、そんなにすんごい混みではなく、しっかり見物することができた。マリーナの展望台に登るのは明日も無理かな?とりあえず、2大ショーを見られたので良し。さて、ようやく夕食だぞ。 すぐに向かいたかったのだけど、スマホの電池が切れそうだったので、モバイルバッテリーを取りに、一度宿に戻る羽目に。でも、宿前のセラングーン通りから、目的のエリアはバスで1本で行けるので、むしろ好都合であった。後何分で来ますみたいな表示まである停留所で二階建てバスに乗って、向かうはカラン、あのゲイラン近くですね。どうしても、行きたくってね(笑)。 で、夕食は、ゲイラン通り沿いのリョンキー・バクテーにて。そう、バクテー食べたかったのだ。ここは、もっとフードコート的に色々ある中の一つかと思っていたけど、単独の店舗だった。しかし、わざわざここまで来たのにいくつか誤算。シンプルなバクテーにご飯つけて11ドル程度と高めながら、至ってミニマムな料理。何よりもビールがなくてソフトドリンクだけ。そして、味の方も期待した程のものでは・・・あれ、こんなんだっけ?店の裏のトイレに入ったら、巨大なネズちゃんに遭遇のおまけ付き。まいったね。 せっかくここまで来たから久々のゲイランも少し歩く。まだ時間が早めなせいか、お姉様方は見当たらない。いや、別に入るつもりもないのだけどね。いわゆる金魚鉢と言われるような拠点は、いくつか明かりがが灯っている。以前のように宿がここいらだったら食事処も含めて、もっと歩いて回りたいけれど、またバスで戻らにゃならんので、程々で切り上げる。 結局、リトル・インディアに戻り、昨日と同様カントリーサイド・カフェへ赴くが、今日は結構混雑している。それでも、顔見知りとなった店員が席を開けてくれて、ビールにありつけた。やっぱり、客は専らインド系なのだけど、後になって、色は黒いけれど、スタイルはすごくいいクールなインディアンガールが一人でフラッと。インドで女性一人とかなかなか厳しいだろうけど、ここらはああいうかっこいい人もいるんだなと感心する。 何となくバクテーで、量はともかく満足度が低かったもので、調子に乗って、また締めの飯を食いたくなる。24時間営業っぽいムスリム系のフードコートで、マギー・ゴレン。インスタント麺かなと思いきや、ちゃんとした焼きそばで濃いぃ味だった、少し高めで9.5ドル。いや〜、またしても腹パンパン、しかも何だかんだ、宿に戻ったのは深夜2時近く。またキンキン声で6時半に起こされるだろうに(爆)。ティッシュを丸めて耳の穴に詰め込んでせめても。今夜はエアコンはもう付けっ放しで、またしてもシャワー浴びずにバッタリ 紀行PART3につづく お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年05月09日 08時55分05秒
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