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なまず的日常見聞録

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2024年05月20日
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カテゴリ:読書
沖縄からもうすぐ離れる?ことを意識して、沖縄でしか読めないだろう本を図書館で借りるようにしてきたけど、ちょっと読んでみたくなったものがあって寄り道、次の住処?タイに関するもの。題して、「だから、居場所が欲しかった。」、副題に“バンコク、コールセンターで働く日本人”('17 集英社刊)。意識しないで借りたのだけど、著者は、水谷竹英。何のことはない、以前読んだフィリピンの「脱出老人」等の著者だった。

日本を離れ東南アジアの地で暮らす日本人の実情を取材する著者のタイ編ということだ。副題にもあるように、タイに移り住んだ日本人が、手っ取り早くつける仕事がコールセンターなのだという。日本からの電話を日本語で対応する。だから、英語もタイ語も話せなくて問題ない。しかし、このコルセンが、タイで働く日本人の中では最下層の仕事と位置付けられているそうなのだ。

沖縄でもコールセンターの仕事はポピュラーだ。沖縄にしては時給も高めなので、コンビニや飲食よりは、むしろ、上位の部類の仕事の印象だけど、タイ、ないしは外国ではそうではないようだ。著者は、このコルセン勤務の日本人たちを対象に、背景を取材していく。まさに、訳ありの人物ぞろぞろ。別の仕事で身を立てることを考えている人もいれば、とりあえずの居場所として留まる人もいる。タイ特有のジェンダー系の事情で勤めている人もいる。そこら辺の事情は、また独特だ。

タイもフィリピン同様に女性にハマってしまう男は多々だが、一方で、男にハマってしまう女性もいるのだ。また、ジェンダーに寛容なタイに日本とは異なる環境を求めて飛び込んだ人たちもいる。そんなタイでも差別はないわけではないし、天国というわけではないようだ。それでも、日本よりは、確実に生きやすい環境が存在する。僕自身も、関心があったのは、まさにそこだ。

​本書に記述の生活費の基準だと、自分が考えている程の安さ、甘さではない感じがしてひやっとするが、なるほど、一時的にコルセンなどに勤務してみるのも、一つの手かなと思えた。こちらは、最早、仕事のグレードが周囲にどう見られようが気にする筋は全くない。それで、ヴィザも得られ、住居も得られ、そこそこの収入も得られるなら言うこと無い。本書に漂う絶望よりも、希望の方を感じてしまったくらいだ。勿論、基本は働きたくないから日本を出たいのだけど。

正直、ジェンダーの問題や、女を求めてとか男を求めてといったことは、自分の関心の埒外ではあるけれど、タイ・バンコクに住む日本人の事情を垣間見得たことは、そこそこの収穫だ。沖縄からの直行便で早いとこバンコクに行ってみたいが、エアアジア、なかなか運賃が下がらなくて、もやもやしている。あくまで対象は、タイのお金持ちなのかなあ・・・ウチナーンチュもタイに行けるように、下がれ、下がれ、運賃!





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最終更新日  2024年05月23日 23時19分00秒
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