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やさしい私であるために

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2019.11.15
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カテゴリ:友達との絆
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友達が亡くなって、
思い出すのは最後の姿だった。

きっと友達は
元気な姿を思い出してほしがるだろう。

でも、
痩せ細った姿でも
私にとってはそれが友達の最後の姿だから、
思い出すのはその姿だった。

病気だということを受け止めるために、
私は元気だった頃を思い出さないようにしていたのだろうか。

病室でつらそうな姿も
冷たくなった最後の姿も
私にとってはそれが友達の姿だから、
その姿を目に焼きつけていたかったのだろうか。


あー、そうだ…
思い出した。

「こんな姿になって」
そう悲しむ友達に

「どんな姿でもあなたはあなただよ」
「変わらないよ」
「そばにいるよ」

それを伝えていてあげたかったんだ。
特別視なんてしたくなかったんだ。

最後の友達を受け止め続けたかったんだ。


でも…
切ないメロディーがどこからか流れてきて、

「ほんとにもう消えちゃった」

そう心にフッと降りてきて…

それからなぜだか
元気だった頃の
笑った友達の顔ばかりが思い出される。

思い出したくても思い出せなかった顔。

それが
なぜか今
笑った顔ばかりが浮かぶ。

友達が病気から解放されたから、
私の封印も解かれたのだろうか。

笑って語りかけてくるんだ。

あの頃の笑顔で
「いいんだよ(*^▽^*)」って。

もう
あの笑顔には二度と会えない。
二度と話せない。

今になって
友達がいなくなった現実が突きつけられる。

こんなに心の距離が近い人を失う体験は
私の人生ではじめてのことなのか。

今やっと
取り残された自分の心が見えてきた。

友達がつらそうにしていた時は
「つらいなら頑張らなくていいよ」と
「あなたがつらいことが1番つらいよ」と

私の悲しみなんて
そんなこと考えてちゃいけないと思っていた。

つらいのは病気の本人なのだからと。

だから
「友達につらい思いをさせないで」

そう神様にお願いをしていた。
それが私の願いだった。

私のことを心配する友達に
「私のことは後回し(^_-)」と言っていた私。

後回しにしていた気持ちって
こんな寂しい気持ちだったんだ。


やっぱり
あなたがいない現実は
予想はしていたけど
寂しくて悲しくてつらい。

会いたいよ…。


ねえ
私、あなたに寂しい思いをさせなかった?

「これでよかったのだろうか」
という自責の念と

「これでよかったんだよ」
という友達の想いと

私はその狭間で揺れ動いてる。

でもね
そんな時

封印が解かれたあなたの笑顔が
「いいんだよ」
「大丈夫」

そう伝えてくる。

そして
楽しかった日々を思い出して
また悲しくなる。

今は悲しみも
しっかり受け止めるよ。

だって
それだけ絆があった証。

悲しみも幸せのひとつ。
そう思うね╰(*´︶`*)╯


↓「サヨナラを言った友達」の前回の記事はこちらから
https://plaza.rakuten.co.jp/ccpurin/diary/201911140001/

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最終更新日  2020.07.05 21:53:40
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