テーマ:やさしい私であるために(62)
カテゴリ:やさしさ・愛
![]() ![]() 今日は「やさしさ」の表現についてつぶやきます。 2つの「やさしさ」について わたしが感じたことを率直に書きますので、 反対目線の人が不快に感じたらごめんなさいm(._.)m ↓↓↓ ※※※※※ 亡くなった友達の 会社の同僚から電話がきた。 わたしも何回か顔を合わせたことがある人。 Wさんとしよう。 「後輩がお線香をあげたいといっているのだけど」と。 後輩に相談され、どうしたものか私に電話してきたのだ。 この後輩はNさんとしよう。 Wさんは⇒ 生前に友達が仲良くしていた人。 Nさんは⇒ 会社の後輩。 Wさんは聞き上手で穏やかな人らしく 仕事の悩みや愚痴を友達は相談していた。 はたで聞いていた限りでは Wさんとは気心知れていた仲で Nさんはただの後輩という印象だった。 この二人の 病気の友達への「やさしさ」が対照的だなと感じ 考えさせられました。 ↓↓↓ ※※※※※ 友達が病気になってから… 会社の方々はお見舞いを包んでくれて 友達の家に挨拶にきてくれた。 友達は嬉しいのだろうけど 実家へ引っ越すための身の回りの整理をしなくてはならず 身体がつらいのもあり 「しんどいからお見舞いは来なくていいよ」と言っていた。 それを真に受け遠慮する人が大半だった。 Wさんは 「なにか手伝うことある?」と 時々電話で様子をうかがっていた。 わたしはその話を聞いて 「Wさんやさしいね」と思ったのだけど 友達がもらしたのは意外な言葉だった。 「口だけで実際にはなにもしてくれないんだよ」と。 ほんとうに思うなら 実際に行動するものだよ、と。 わたしなら 相手の気遣いを鵜呑みにして 「じゃーこれお願いしてもいい?」と素直に頼むところだけど… 友達は「遠慮」という正義で 本音を隠してしまうところがあり、 そのくせ相手の行動で 相手の本気度を確かめる… ちょっとアマノジャクで、不器用だ(=_=)💧 よって Wさんの「やさしさ」は 友達には「口先だけ」と取られてしまった。 Wさんなりに 「いーよ」を真に受け止め考えたのだろうけれど。 ※※※※※ それと対照的だったのが後輩のNさん。 Nさんはふとした時に 友達の家に差し入れを持ってきていた。 ある日は 友達が宝くじを買っていることを知っていたNさんは 買いに行くこともままならない友達のかわりに 宝くじを買ってきていた。 「なにやってるのー💦 お金かかるからいいよー💦」 友達はめちゃくちゃ焦って遠慮していたけれど Nさんの行動に驚きと喜びを感じていた様子にもみえた。 友達が実家に引っ越してからは さすがに距離もあり会社の人は来ないだろうと思っていたら Nさんから封書が届いた、と。 仕事先で友達と顔見知りになっている人たちのところに行って 色紙に寄せ書きをしてもらって 友達にプレゼントしたのだ。 友達は その色紙をみて号泣した、と。 仕事を辞めても こーやって心配してくれていることが嬉しくて そして 自分のためにここまでしてくれるNさんの気持ちが嬉しかったのだ。 いつも遠慮気味で 「自分なんて」とまわりに期待しないように生きていた友達。 でも なんやかんや遠慮しても 自分のために行動してくれることは やっぱり嬉しいんだね(*´з`) 自分なりにできることを考えて行動を起こしたNさん。 Nさんの「やさしさ」は 友達の心に響いたのだろう。 ただの後輩だったNさんの思いがけない行動は 友達に「やさしさ」として伝わっていた。 ※※※※※ 病気で色んなことを受け入れようと踏ん張っていた友達。 悲しいとか悔しいとか考えないように 迫りくる死を受け止めようとしていた友達。 その人が「いーよ」と言っていると 見舞う側は 「そっとしておいたほうがいいのかな」と 躊躇してしまいがちなのかもしれない。 また… どんな言葉をかけてあげたらいいのか分からない 顔を合わせるのがつらい そんな自己防衛な気持ちも隠れているのかもしれない。 Wさんは そちらのタイプだったのだろう。 ただ… 近くで友達の様子をみて私はこう感じました。 ↓ 「それでも行動を起こした気持ちって伝わるんだな」 「やさしさって伝わるんだな」 Nさんは 自己満で行動したのではなく 友達を想っての行動だった。 それはやっぱり届くんだなぁ、と感じました。 心でどんなに想っていたとしても その想いを感じるのって 難しいかもしれません。 言葉にしないと 行動しないと 相手に伝わらないことも多いのかもしれません。 Wさんは それを承知で離れた場所で心配していたかもしれない。 Wさんなりの「やさしさ」 Wさんがそれでいいならいいのです。 でも… 友達が亡くなってもなお お線香をあげに行きたいと行動できるNさんのやさしさは 分かりやすいのですね(^-^) 色々ごちゃごちゃ回りくどく考えない。 友達にお線香をあげたい。 あげてもよければあげよう。 迷惑ならやめよう。 シンプル! 迷惑かな… やめたほうがいいのかな… そーやって余計なことを勘ぐって躊躇するのは やさしさのようで自己防衛もあるのかもしれません。 「🍀~ やさしさ ~🍀」 自分の心の中で想う「やさしさ」 それを今より少し表現してみると また違う形のやさしさになるかもしれません(*^-^*) もし 本気で「そっとしておいて」と思う人がいたら その人にはウザイ行為になるのかもしれないれけど…。 でも人って 金八先生じゃないけれど 本気で想い行動してくれることを 心のどこかで待っているんじゃないのかなぁ。 そーゆー物語に人って心打たれること多いし。 もしそれを偽善に感じるなら 心に自覚のない傷があって やさしさを信じるのが怖い自分がいるのかもしれません。 信じるのも勇気が必要。 やさしくするのも勇気が必要。 なんて わたしの勝手なつぶやきでした(*^-^*) ・・PS・・ Wさんと友達は そーは言っても絆があるから分かり合えていて 仲良しだからこそ毒を吐いたのかもしれません(*^^*) ・・PSのPS・・ いつもは 当事者として考えていることが多いけど、 今回は第三者として感じたことなので、 私情がなく素直に感じた気持ちとして書きました。 ↓ウソとやさしさ〜最終章〜「聞かないやさしさもある」の記事はこちらから https://plaza.rakuten.co.jp/ccpurin/diary/202001060000/ ↓よかれと思ったことが裏目にでる「受け取り方の違い」の記事はこちらから https://plaza.rakuten.co.jp/ccpurin/diary/201912120000/
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