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カテゴリ:家庭教師を選ぶ際のポイント
あるご家庭からお問い合わせを頂いた。
「プロの先生におそわっているんですが、なぜか結果が出なくて。」 そうですか。 内心「社会人というだけで『プロ』と称している人に教わっているんじゃないのかなぁ」と思いながら話を聞く。 「プロの先生が、プロの先生が、、、」 だったならなぜ、ウチに問い合わせてくるのだろう、と思いながら、最初に感じた印象がますます強くなる。 やたらとその先生の話が続くので、 成績が上がらないことについて、その先生はなんておっしゃっているんですか? とお聞きすると、 「先生も責任を感じていらっしゃっていて、ほら、学生さんとは違うでしょ。」 はぁ。学生だから責任を感じないとかじゃないと思うけどさぁ。責任感じているんだったら、何らかの対処はするんじゃないの? と声にならない声が出る。 ちなみに、どういった感じで教えてもらっているんですか? 「いえね、こちらから『宿題をきちんと出してください』ってお願いしても、子供に聞くと出てないって言われて」 それってプロって言うの? と思わず声に出そうになったが、止めにした。 よく、「こちから言った」とおっしゃっていたのに、実は何もおっしゃっていなかったお家の方がいたりする。 一体何を希望されているのか、よく分からないまま、いかにお子さんが素晴らしい先生にならっているのかの話がずっと続いた。 当社には今指導可能な講師は学生だけですが。 というと、 「お友達からいいって聞いたんですけど。」とやっとウチにお問い合わせをされた理由をお答えになった。 結局、ちょっと試しにどんなものか聞いてみようと思われて、お電話されたようだった。 簡単に内容をご説明はしたが、「プロは良い」「学生は駄目」と先入観がある方には厳しいだろうな、と思いながら、「一度検討されて、入会しようと思われたらお電話ください」と言って、電話を切った。 責任感というのは、「学生だから」とか「社会人だから」とかじゃないと思うんだけどなぁ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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