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カテゴリ:家庭教師を選ぶ際のポイント
ちょっと色々とあったので(端的に言えば講師がやらかした)、直接生徒さんに教えに行く。
入会するときに会って話はしていたので、久しぶりにあっても生徒さんも覚えていた。 お久しぶり!元気そうじゃん。 軽く世間話をして、今日教えないといけない科目の状況を聞き、教え始める。 「全然分かりません」 という話しであったが、私がみた限り「全然」ではなかった。 とりあえず、机周りのものを「ここをこうしてこうかえる」といい、筆記用具も全て違うものにかえる。 他の科目の勉強もあるので、教えた科目は今日中に試験範囲を終了した。 (あまりこういうことをやると良くないのであるが・・・) しかし、勉強の合間に担当していた講師の話が出るが、どれもこれも私はショックを受けることばかり。 「○○先生はここが分からないってずっと考えてました」 (理系なのにこんな基本的なことが分からないのか!!!) 「自信ないんだけど・・・って言ってました」 (自信がないなら家庭教師をするな!) などなど。 私の講師の力量を見る目のなさが、生徒さんに迷惑をかけてしまった原因か。 研修でやっていたことの半分もその講師は実際にやっていなかった。。。。 授業が無事終わり、生徒さんの前では明るく振舞うが、お家を後にするとショックを隠しきれない。 トボトボと帰る。 帰りの電車の中で昨日の講師のことを思い出す。 昨日の講師は、研修で伝えた以上の行動がとれ、今日話しにでた講師は研修でやったことすら出来ていない。 後者の講師は、他の講師に比べ研修時間は長かった。それでもダメなんだ・・・ この講師は採用の時に、どうしようかと悩んだ講師であった。 でもやる気はあるようだし、研修をすれば良い講師になるのではないかと期待して採用し、研修を行い指導にあたってもらった。 家庭教師はその場で即座に判断して色々と行動をとらなければならない(カリキュラムがある塾とはこの辺りが完全に違う)。 その場の判断は研修でどうにかなるものでもないのでは。 すると、実は研修を行う意味なんてないんじゃないのか? 研修は間接経費に影響するので、やっても意味がないのであれば他社と同じようにやらなくても同じなのか? でも教えるにあたっては、その場の判断と基本事項(ペンの使い方など)とがあるから、やはりやらないとダメだよな。 それにしても、教えるにあたっての座る位置すら違っていたなんて・・・ 意味まで伝えて、座る位置を指示しているのに、全く伝わっていない。 あの講師は私の前では「頑張って教えています」的なことや指導にあたっての提案をしていたが、言うだけのタイプだったのか。 やっぱり私の見る目がなかったんだ・・・ 「教えたい」と言っていても、「やりたいこと」が「やれること」とは違う。 熱意を見ていてもダメなのかもしれない。 自分の講師を見る目のなさにくやしさを覚えると同時に、生徒さんに申し訳なく思う。 採用時に迷ったらやはり採用してはいけないんだ。 それにしてもショックである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/06/02 04:46:11 PM
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