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カテゴリ:音楽
さてさて、今回のプログラム
1、山響コンポーザー・イン・レジデンスの西村朗作曲の山響委嘱作品 『桜人(さくらびと)』ーオーケストラのためのー 2、ラヴェル作曲ピアノ協奏曲ト長調 ピアノ;永田美穂(山形県上山市出身) 3、シューマン作曲交響曲第1番「春」 梅雨明けで一気に夏に突入した山形に春の風が??というものでしたが、それぞれに興味深い作品たちでした。 私は「おくりびと」もちょっと意識された「桜人」がなかなか良かったです。現代音楽と言うと何やら難解だったり捉えどころがなかったり、という感じがするのですが、この曲は古謡「さくら」をモチーフに、四季と人間の一生を表現したもので、耳にも心にもすんなり音楽が入ってきました。 座席の関係で、活躍する打楽器奏者の方々の動きや息づかいをじっくり見られたのもおもしろかったですし。 プログラムに入る前のレクチャーが功を奏したのはもちろん、西村作品を最も指揮している飯森さんと、いつも真摯で柔軟な姿勢で取り組む山響だからこそでしょう。 今回は初演ということで、もしかするとまだまだ固いところがあったかもしれませんが、この作品は山形以外でも演奏される機会があるそうなので、さらに磨きのかかった「桜人」に成長して披露されるといいなぁ、と思いました♪ 交流会インタビュー。西村さんがいらっしゃると「N響アワー」を彷彿とさせます(笑) そしてラヴェルを好演した清楚で美しい永田美穂さん。今後の活躍が楽しみです♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010年07月19日 11時52分37秒
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