テーマ:大学入試(149)
カテゴリ:勉強法
どうしても、勉強の方に気が向かない日、というか、気が向かない時期があります。
文化祭の準備に打ち込んできて、文化祭が終わった後など、暫く放心状態になってしまったりします。 頭の中ではやろう、やろうと思っているのだけれど、気持ちがついてこない、テレビでもついていると、別に興味があるわけでもないのに、押し流されるようにずっと見てしまう、というような時があります。 そういう時がたまにはあってもいいのではないか、と、私は思いますが、一年中、ずーっと、ということになると、これは何とかしなくてはいけません。 私は、これからの人に、朝から晩まで、数式だけが頭の中を駆けめぐっている、という、人間にはなって頂きたくはありません。 もっと、情操豊かな、幅の広い人間になって頂きたいと思うのです。 趣味にもいろいろなものがありますが、「音楽」というのは誰でも受け入れられるものだと思います。 何を聞くか、ということになると、人それぞれだと思いますが、どうしても、勉強に気が向かないときには、いっそ、音楽をゆったりと聴いていたらどうか、と、私は思います。 私は、高校の頃、ずっと、ヘビーメタルをヘッドフォンでガンガン鳴らして数学の問題を考えていました。 本当に気分が乗ってくると、ヘビーメタルなのに、音が聞こえなくなるんですね。 皆さまには、ヘビーメタルはあまりお勧めしませんが、ヒーリング系の音楽などいかがでしょうか? できれば、ボーカルの入らないものが勉強には向いていると思います。 特に、日本語のボーカルはどうしても歌詞を聴いてしまうので、集中できなくなります。 どうしても勉強の方に気が向かないとき、「勉強しよう」と自分に言い聞かせたりしないで、「音楽でも聴いていようか」と思うようにしたらどうか、と、思います。 テレビは、目も取られてしまうので不可ですが、音楽なら耳を取られても、目と手は空いています。 手が空くのだったら、コミック本を手に取らずに、教科書を手に取るのです。 教科書の記述は難しくはありません。スンナリと目の中に入り込んでくれるでしょう。 教科書の記述を目で追っているうちに、学校の先生の顔や、くだらないギャグや、友人の解答を思い出したりするでしょう。 CD1枚聞く間に、あなたの頭は勉強モードに切り替わってくるはずです。 最初は、学校で配布されるような基礎的な問題集をゆっくり解いてみることです。 分野は何でも良いのです。計算練習の方が良いと思います。 難しいものは全部飛ばして、手を動かせばさっと解答にたどりつくようなものを選んで、やっていくのです。 調子が出てくると、今まで何となく眠気がしていたのが、目が冴えてきます。 こうなったら、2時間で難問4題にチャレンジ、と目標を決めて、一気にスパートしましょう。 無理に頑張ろうとしないで、自分の身の回りをだんだんと勉強の色に染めていく、調子が出てきたところで、一気に集中して頑張る、というようにしましょう。 これが、入試会場で、120分~150分の制限時間の間に、一気集中で実力を出し切れるようにする秘訣です。 大学入試問題研究サイト お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.04.27 17:31:14
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