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「米国人のMSびいきに負けた」、米子会社を清算したサイボウズが敗因を語る
http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/NC/NEWS/20050111/154592/ 僕が大好きな会社の一つに、サイボウズがある。 そのサイボウズが、MSとそのファンの企業内情シスや中小SI に食い込めなかった、という記事だ。 MSのカンファレンスに仕事で行ったことがあるけど、 アメリカの中小のITコンサル会社の経営者には、 MSのファンがとても多い印象を受けた。 (地に足がついてないビジョンが多い他社に比べて) ビルゲイツのビジョンは分かりやすく、共感しやすいし、 MSの製品クオリティの中途半端な高さによって、 ビジネスパートナーというか、VARというか、SIerというか、 自社製品を担ぐ人たちに、適切な達成感と、適切な利益を もたらしつづけてくれるからだ。 (現場もMS製品に文句言いながらも、 そのサポートによって給料をもらっている) ある意味、ノンカスタマイズでいけちゃうサイボウズは、 そういったSIerやMISの付加価値を否定してしまうため、 駄目だった、というのが趣旨であり、割と納得できた。 ただ、ここからは想像だけど、実際には、 プロモーションのセンスや 売り方の文化的な問題(Linux的な売り方ができなかった)、 適切な試用期間の設定とかそういうあたり が失敗の主たる要因なのだとは思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
日本でもそうだけど「無名の会社」の製品は採用されないよね。たとえばNTTとか野村とか大手の名前が付いていればそれでOKって会社が多い。
それからM&Aが多いから、いちいち自分の会社の独自の何とか...という組み立て方をしない。もしもそんなことをしてしまったら、M&Aで淘汰されるのは目に見えている...訳ですね。 だからMSでもOracleでも何でもいいわけで、世間で一番差し障りのない会社を入れておけっていうことなんでしょう。 後、日本の会社みたいに、最初から完全なものを求めない、というのもその一環ですね。どう変わっていくか判らないから、完全なものは使いにくい、と言うわけです。 別にMSのファンが多いから...ではなくて、MSにしておけば、どうなっても何とかなるから...程度だと思いますよ。MSDNに登録しておけば、最新のリソースも提供してくれるので、テストできますしね。色々、助かることばかりの筈です>MS帝国。 (2005.01.22 18:34:06) |
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