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チョコと私の愛しい日々

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2021.03.08
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カテゴリ:香り
​​​最近、チョコと夫が先に寝てしまった夜だけの
ひそかな楽しみがあります。

それはお香です。

1人になった居間でお香を焚き、しばらくゆったりと過ごします。

香りは記憶の蓋をゆるめるらしく、
目をつぶってぼんやりと香りに身を委ねていると、
忘れていた記憶がよみがえってきたり、
懐かしい人をふと思い出したりします。






幽玄な沈香の香りのお香を焚いた夜は、なぜか秋の
はじめの木立のイメージがうかんできました。

ここはどこだろう?

すぐには思い出せません。
でも、私にとって懐かしく慕わしい場所なのはわかります。

そうだ、おじいちゃんのお墓だ。

沈香の香りがお線香を思い出させたのでしょう。
秋のはじめなのは、祖父の命日が10月で、よくその頃
お墓参りに行ったから。

祖父は優しい人でした。
初孫だった私をとても可愛がってくれたそうです。

まだ小さかった頃、祖父に連れられ、日光に行った
ことがあります。

普段はあまり食べさせてもらえないお菓子をバスの
中で好きなだけ食べさせてもらった私は、気分が悪く
なり吐いてしまいました。

泣きじゃくる私を背負ってバスを降りた祖父は「じい
ちゃんが悪かったな」と笑いながら後始末してくれました。


その時の祖父の背中の暖かさと安心感。


苦しかったはずなのになぜか幸せな幼少期の記憶です。

あんなにかわいがってもらったのに、そういえば
私はもう何年もお墓参りに行っていない。

祖父のことだから、若いものは(もう若くはないけど)
墓参りなんかより他にすることがあるだろうって
言うだろうけど。

それとも、墓参りに来たらこづかいでもやらないとな、
って言うかな。



穏やかな沈香の香り。人によってはお線香の香りっていうだろうな(笑)

松栄堂の室町です。




人はどちらかというと良い思い出よりも悪い思い出を
よく覚えているといいます。同じような失敗を繰り
返さないようにという脳の生存戦略だそうです。

でも、私の経験上、心地良い香りが呼び起こすのは
たいていが良い思い出です。

ほろ苦い思い出であっても、その根底にはその時の
自分への懐かしさや愛おしさがある。

そんな優しい記憶を呼び起こし、少し泣いた次の日は
気持ちも少し柔らかくなっています。





最近はお線香っぽくないお香もたくさんあります。


hibiのマッチ状のお香。気になります。



色々試せるセットも。










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最終更新日  2021.03.08 21:59:28
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