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カテゴリ:チェコ絵本と可愛いもの探しの旅
さてさて昨日に引き続きチェコ絵本と古本屋さんの話です。
地方都市からプラハに戻ってきて一番最初に 行ったのは、中央図書館近くにある Exlibris ![]() パレチェックさんの絵本はなかったものの ヨゼフ・ラダ画のお値打ちものポスターを 見せていただきました。 ![]() ブタが肉とソーセージが安いよ~ と宣伝しているポスターと クリスマスの風景が美しく描かれている名作。 写真を撮っている間におじちゃんが 『このブタ、俺に似てるだろぉ~』と言うので 思わず吹き出してしまいました! おじちゃん、そんな・・・ ちょっと似てるけど(笑) それから動物たちが楽器を演奏しているポスター。 ![]() 可愛い絵の奥には自分の皮や肉を売られて悲しんでいる 動物たちの悲痛なメッセージが隠されてるとか。 奥が深い! 絵本を買いに行ったつもりが素敵なポスターを見せてもらい すごく欲しくなったんだけど、 レアものだけに手が出せず、 『貧乏旅人の私には無理だわ~』 と言うと、 店主のおじちゃんが、 『じゃあ、写真だけでも撮っていきなよ』と 写真を撮らせてくれました。 本当だったら著作権うんぬんの問題で こういうのは絶対NGなんだろうけど、 おじちゃんの人柄にジーンと感激しました! さらに前から欲しかったトラムの絵本を 見つけてゲット! (その1の写真右から2番目の絵本です) この本はおじちゃんが子供のころに大好きだった絵本で 色鉛筆で描いたような絵のタッチがとても可愛い一冊です。 ![]() ちなみにこの古本屋さんは平日の14:30~18:00しか 空いていないそうなので気を付けたほうがいいですよ。 この後向かったのがプラハ城に行くときに通る マラーストラナ地区の古本屋さん。 ![]() お店の名前はわからないのですが、 マラーストラナ広場からNerudova通りに入ったら すぐ右側にあります。 絵本はお店の奥の左側に小部屋があって そこにたくさん並べてあり、 雑誌類も豊富でした。 ポストカードや切手、マッチラベルなどの紙類も たくさん置いてあって、 私はラダのポストカードと チェコの人気者『シュヴェイク』のコースターを ゲットしました! ![]() でも店主のおじちゃんが、 『シュヴェイクはチェコのアンチヒーローだ!』って叫んでた。 この辺の話はもう少し聞きたかったな。 さて、最終日に向かったのは初日にどうしても見つけることができなかった 地下の古本屋さん。 Podzemni Antikvariat この日はなぜかすんなり見つかりました。 マサリク駅の真正面にあります。 でも地下にあるので入口はわかりにくいと思います。 ビルの入り口に古本が並んでいるので それを目印に探すといいかも。 薄暗い建物に入っていくと、 右側にドアがあるのでそこから階段を降りるとお店があります。 ![]() お店に入ると女性が二人いたので パレチェックさんの絵本があるか パソコンでチェックしてもらいました。 ただ、1冊ヒットしたにも関わらず どこにあるかは結局わからずじまい。 でもとても親切に対応していただきましたよ。 それからさらに足を延ばして地下鉄に乗って テレビ塔のある東エリアへ。 飛行機が夜の便だったので 朝から歩き回って、もうクタクタの状態で やっとたどり着きました。 Dana Kurovce ![]() 若いお姉ちゃんたちが店番だったので 英語も通じましたよ。 でもパレチェックさんは見つからず ここでタイムアップです。 ++++++++++++++++++++++++ さて、今回の旅では古本屋さんばかりを周っていたわけではなく 新刊を扱う普通の書店にもたくさん行ってきました。 そこでゲットしたのがこの4冊。 ![]() 左3冊は人形劇作家としても有名な イジー・トゥルンカの作品。 右の絵本はたぶん無名の作家さんだと思うのですが 色使いがとても美しいので購入しました。 トゥルンカの絵本を見るといつも不思議に思うのですが 絵のバリエーションが多くて同一人物の作品には見えない時があります。 モノづくりをしているとつい偏りがちだけど こういう柔軟さは本当に見習うべきところだと 思ってしまいます。 書店はガイドブックにも載っていますが 共和国広場にあるショッピングセンター パラディウムの地下にあるLuxor Neoは 児童書もたくさんあってお薦めです。 パラディウムの中にはスーパーも入っているので 私も食料品の調達でずいぶんお世話になりました。 そして実はトゥルンカの絵本が一番たくさんあったのが テルチの広場に面している本屋さん。 ![]() 店主のおじちゃんは一見不愛想だけど 話しかけると親切に色々教えてくれました。 +++++++++++++++++++++++++ 今回実際に絵本探しをしてわかったのですが、 チェコで絵本探しをするのはかなり大変です! 谷岡さんの本があればすぐに見つかるだろうと 出発前は甘く考えてたのですが、 まずプラハは道が入り組んでいて ストリートの表示もわかりづらく、 さらにお店に入ると脈絡なく絵本が積み上げられているので そこからお目当ての絵本を探すのは至難の業でした。 素人がどうあがいてもプロの仕入れ人さん達のようには動けないので 正直言ってちょっとお金を出しても 日本で買ったほうがいいかもしれません。 チェドックザッカストア それでもやっぱり自分の足で手に入れたものは 何物にも代え難いですよね。 そこでワンポイント!(スリーポイントか?!) 1. お店に入るときには『ドブリーデン!(こんにちは)』と 大きな声であいさつ。 2. 古本屋さんには店の奥や地下に倉庫を持っているところが 結構あるので、自分で探そうとせずに店主さんに相談する。 3. 言葉が通じない場合は目で分かるようにイラストや文字を見せる。 特に英語が通じない国に行くときは その国の言葉であいさつをするだけで そのあとの対応が変わることがよくあります。 私たちが日本で外人さんに会ったときに こんにちは~と言われると 何となくほっとするのと同じですよね。 こちらもビビってるけど あちらもいきなり英語で話しかけられると緊張するのです。 ++++++++++++++++++++++++++ 【チェコ絵本探しの旅】 かなりマニアックな話なのでいつもブログを読んでくださってる方には レッスンやクラフトの情報が得られず 物足りなかったかもしれません。 でも自分が好きなものは関わってくださる方にも つい知ってほしいな~と思ってしまうのです。 だからこれからもブログを通じて色々な情報交換が できる場を作っていければ嬉しいです。 次の一人旅は・・・ はい!あそこです!! 準備はもう始まっていま~す♪ その前に恒例【番外編】はやりますので それまでおつきあいくださいね(^O^)/ Choco☆ 手づくり教材はこちら ![]() ![]() ブログランキング参加中 ![]() こちらをポチっと応援お願いします ![]() ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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