上腕関節の法則
身体にはあらゆる場所に法則的なものが存在しますここが歪むと、こちらも歪むとか関節の動きとかね。肩関節人は上腕を挙げる際には、5つ以上の関節の動きが必要になります。そう、腕を挙手するだけで、たくさんの関節を動員するんですね。筋肉も同じ。腕を挙げたら関節が痛むとします(ズキズキ)その際にどの場所が痛むのか、その要因はどこにあるのかの目安になるのが動きの法則性。痛い場所が必ず炎症を起こしてたり、原因とは限りません。関節だって、5つも使うわけですからねこの関節や骨の動きがポイントになるのですが挙手によって上腕骨(腕の骨)を動かすと、鎖骨や肩甲骨も連動して動きますこの時に動きの法則性が現れます。例えばその一例として上腕骨が動くと肩甲骨も動きますが、その比率が、2:1になるのです。上腕を60℃挙げると肩甲骨は30℃動きます。角度は単純に高さだけでなく、(肩甲骨の場合は特殊で上と下の動きと回旋が加わるので複雑ですが)部位によって動き方の特徴が違います。この法則性を確認すれば、痛みの原因はどこにあるのかが診えてきます。とはいえ、これは学校でも教えてくれる普通の技術なんですけどね。ただ症状が慢性化や複雑化してくると難しい。でも、法則を辿っていくとポイントはしっかりと掴めます(経験)これを発見していくのが、おもしろいんですよね。