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テーマ:雑感(365)
カテゴリ:トニー雑感
過日、午後のこと。 トイレ休憩をとりに家に戻る前に、 ちょこっとトニー農園を眺めに行ってから、 道路に向かいますと、 小さな男の子が、 わたしを待つように立っていました。 野球帽をかぶって、 黒のランドセルを背負って、 黄色のランドセルカバーをしていないところをみると、 小学2年生ぐらいでしょうか。 背は、わたしの腰よりも低いぐらいです。 男の子は、わたしと目が合うと、 「こんにちは~」と言いました。 わたしも「こんにちは~」と返します。 それから、帰る方角が一緒なので、 自然と並んで歩くような形になりました。 「あ~あ」 と、男の子が大きなため息をつきました。 「あ~…いやになっちゃうよぉ…」 頭をおおげさにうなだれています。 「夏休み、なくなっちゃうよぉ…」 そう言われれば、きかないわけにはいきません。 「どうした? 何か、あったのか?」 男の子は、得意げに、 「宿題が、いっぱいでさぁ…」 「そっかぁ~、それは、たいへんだなぁ…」 と、わたしも、あいづちを打ちました。 そこで、ちょうど、玄関の前に差しかかりましたので、 わたしは門の中に入りました。 すると、後から、男の子が呼び止めます。 「ここ?」 わたしの家は、ここなのか? きいているようでした。 「うん。ここだよぉ」 「そっかぁ…」 男の子は、もう少し愚痴をきいてほしかったようです。 少し名残り惜しそうな顔をわたしに向けて、 何かを振り切るように、 「じゃぁね♪」 わたしも、「じゃぁね♪」と、返しました。 玄関のドアに手をかけますと、 少し先のほうから、少し大きな声で、 「じゃぁね♪」 わたしも「じゃあね♪」と返した後、 男の子の姿を探しましたら、 塀の陰から、 さっきの男の子の後ろ姿が見えました。 先ほどより、 少しだけ足取りが軽くなったように見えました。 しかし、この男の子。 わたしのことを、 どういうふうに思っていたのでしょう…? もしかしたら、 お友達感覚だったのかもしれませんね☆ ↓人気ブログランキング「青森県」…2位に落ちてしまいましたぁ~★泣 ありがとうございます。感謝感謝。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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