なぜ年末に第九?
毎年、この時期、年末になりますと、第九のコンサートが、あっちこっちで、開かれてますね♪わたしも、なんだかんだいって、年末になりますと、無性に第九が聴きたくなります。あ、ちなみに、「第九」とは、「ベートーヴェン作曲 交響曲第9番ニ短調作品125」のことであります。第4楽章に「歓喜の歌」が入っていて、「合唱付き」と追記されることも多いです。わたくし、元々は、クラシックファンでございまして、ほぼ毎年、聴いているような気がいたします。ま、コンサートではなくて…ぽりぽり。テレビで…ですが。。。時には、部屋の照明を落とし、わたしにしては珍しく、「ながら視聴」ではなく、深く、ゆったりと音を浴びる感じで、リラックス・集中して、聴くんです。演奏時間70分と長いのですが、途中からじゃ、ダメです。合唱だけ聴くんじゃ、ダメですね。第1楽章から第3楽章まであって、初めて第4楽章の感動があるような気がいたします。ちょっと脇道にそれますけど、昨晩の「らららクラシック」(NHK・Eテレ)の説は、あれはあれで、おもしろかったのですが、やっぱり、わたしは、第1~3楽章があって、初めて、第4楽章がいきるような気がいたします。第九は、たびたび、「苦悩から歓喜へ」と言われます。わたしも、この説に近い感覚です。第1楽章から第3楽章は、「過去から現在」のイメージです。主に、こう言いますとアレですけれども、マイナスなこと…トラブルとか、たいへんだったこと、病とか、ストレスとか、悩みとか…そんなことを重ねて聴いているような気がします。そして、第4楽章。楽章の始め、第1楽章から第3楽章のモチーフが、チラチラ聴こえては消え…た辺りからは、「現在から未来へ」のイメージです。「歓喜の歌」は、「未来」のイメージということになりますね♪年替わりの時期に、過去を1年を振り返り、未来に向けて、希望をもって、踏み出す♪そんな感覚で、聴いておりまする。年末、この時期になりますと、第九が聴きたくなるわけは、こんなところなのではないでしょうか。あくまで、わたしの場合ですが☆↓人気ブログランキング「青森県」現在第1位。 ありがとうございます。感謝感謝。