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■差別化戦略の難しいところは、真似されたら弱いということです。だからなるべくマネされないように工夫します。
例えば、価格の差別化、広告の差別化などはマネされやすいので、なるべくしないようにします。 比較的マネされにくいのは、営業の差別化、チャネルの差別化などです。 市場の差別化、理念の差別化はもっとマネされにくい。 要するに、相手から見えない、見えてもすぐにマネできないことを差別化するのがいいということです。 ■わりと簡単に出来て、マネされにく差別化の方法は「一般のサービスから何かをマイナスする」という方法です。 「ブルーオーシャン戦略」に紹介されていますね。 例えば、スターバックスコーヒーは、一般の喫茶店から「喫煙」という機能をマイナスしました。 QBハウスは、散髪から「髭剃り、洗髪」という機能をマイナスしたものです。 スーパーホテルは、一般のビジネスホテルから「チェックアウト」をマイナスしました。 ■何かサービスを付加すると、上位の企業はマネしやすい。付加するのは簡単です。 ところが、今、行っているサービスをマイナスするのは大変です。実質無理です。その分、価格を下げなければならないのに、サービスを減らしたからといって固定費を削減するわけにはいかないからです。 ■小さな企業の強みは、固定費が小さく、動きやすいこと。その特長を最大限活かす方法は、サービスをマイナスしてしまって、その分を他の機能に集中すること。 全体を低価格にすることも可能でしょうし、低価格にしなくても特定の機能の品質を高めて満足度を高めることができます。 試す価値は大いにありますね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 7, 2013 03:55:23 PM
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