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February 25, 2016
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スーパーホテル 強さの秘密は「見える差別化、見えない効率化」

■事業構想オンラインの記事です。山田英夫教授のビジネスモデル分析です。

この方の分析は好きです^^

■主にスーパーホテルのビジネスモデルを分析されています。

スーパーホテルが、なぜ低価格でいながら高い顧客満足度を実現しているのか?

要するに、ある顧客層が必要とする機能に絞って充実させているからです。

スーパーホテルは、「ビジネスホテル滞在中は、ほとんどの時間は寝ている」ということから、安眠にはかなりの投資を行う反面、不必要なサービスは徹底的に削ぎ落とした。ベッドはゆったりした幅広サイズ、ドアを重厚にして室内は図書館並の静寂さを確保。寝心地に直接関係する枕は、客が自由に選べるようにした。さらにフロントから自室に向かうに連れて、照明の照度を落とし、眠りに誘導する。

一方で、安眠と無関係なものは大胆にカットした。携帯電話が普及する中で、室内の電話は撤去し、冷蔵庫も中は空に。ベッドの脚も、清掃コストがかかるのでカットとした(お陰で天井までの距離が長くなり、広く感じられる)。

宿泊費は自販機での前払いであり、付加サービスの撤廃によって、精算が不要となり、チェックアウト自体を無くした。鍵を返すだけのチェックアウトであれば、鍵も無くせば良いわけで、宿泊費のレシートに打ち出される暗証番号キーとした。

チェックアウトがなくなり、出発時に待たされることがなくなり、宿泊客はギリギリまで寝られるようになった。また、フロントの人員削減にもつながった。こうしたトータルのコストダウンにより、宿泊料金は廉価に設定された。


■山田教授はこれを「モノの資源配分を変えて差別化」と呼んでいます。

「ビジネスホテル滞在中は、ほとんどの時間は寝ている」顧客層に対するサービスを先鋭化し、その他のサービスは大胆にカットしたわけです。

資源の配分こそが本来の意味での戦略です。

■さらに戦略を洗練させるためには、「見える差別化、見えない効率化」をしていくことになります。

その作業が戦術施策として具体化されていくわけですね。

■なんとも分かりやすい戦略のフレームワークでしょうか。

山田先生、ありがとうございます。

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(写真は本文とは関係ありませんので)


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Last updated  March 4, 2016 11:59:19 PM
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