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February 27, 2016
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ハイデイ日高、「味は求めすぎない」で安定成長 駅前一等地の「大衆中華」に執念

■日経ビジネスオンラインの記事です。企業研究シリーズが充実していますねー

ハイデイ日高。中華食堂日高を展開しています。マクドナルドや牛丼チェーンの跡地に入ることで店舗数を増やしてきています。関東中心に370店ほど。

コンセプトは、「総合中華とラーメン専門店の中間」屋台のように気軽に寄れる店です。

■ただ最初からコンセプトが決まっていたわけではなく、試行錯誤の上で作ったようです。

当初はラーメン店を作ろうとしたのですが、客単価が低いという問題があります。事業拡大するためには、安定的な利益が必要となります。

低価格のラーメン専業では利益を出しにくい。そこで酒のつまみにもなる、炒め物などをメニューに加えた業態だ。ただし個人経営の大衆中華のような豊富なメニューにすると、チェーン展開するうえでは、作業が増えすぎるので、品目数は限定した。駅前でのチェーン展開を目指して試行錯誤を続けてきた、神田会長のノウハウの「結晶」が日高屋という業態だ。

駅前モデルは多数の来店が大前提のため、来る顧客を選ばない大衆性を維持することが大切だ。だから「味」は追求しすぎない方がいいという姿勢だ。「頻繁に通って食べてもらうには、ちょっと“抜けた”ような普通の味がいい」(神田会長)と考える。同業他社にない味を提供しようとこだわりすぎると、開発にも労力や時間がかかる。とがった味は顧客離れにつながるリスクもある。

要するに、神田会長が取り組んできた駅前チェーンという業態と市場環境がマッチしたのが今だということでした。

■今のところ、関東中心の出店で、他地域に出すつもりはないようです。

約370店の店舗のほとんどが東京、埼玉、千葉、神奈川の一都三県に集中する。残りは栃木や茨城県に数店舗があるだけだ。「首都圏にはまだ出店の余地があり、500~600店はいける。ここを埋めるまではよそにはいかない」と神田会長は話す。

いわゆるドミナント戦略で、勝手知ったる関東地方で地盤を固めようという算段です。これは堅実でいいですね。

■うまくいった企業戦略を後追いでみると、すごくすっきりしているように思えますが、実際は、試行錯誤の上でなされたということがリアルにわかる事例でした。

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(写真は本文とは関係ありません)


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Last updated  March 5, 2016 10:54:22 AM
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