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テーマ:映画館で観た映画(8350)
カテゴリ:洋画(さ行)
ジョージ・マイケル。 80年代を席巻した Wham! のメンバーにして、 世界のスーパースター。 彼の、今までの人生を振り返ってのドキュメント映画。 80年代の音楽に、頭のてっぺんから足の先まで浸かっていた私としては、 当然見逃せない1本です。 前売りを買っておいたので、いつでも見に行ける!と思っていたら、 上映が今週一杯と知り、 慌てて時間を作って観て来ました。 ワム!/ファンタスティック<2004/4/7> ワム!/メイク・イット・ビッグ ******************** 『ジョージ・マイケル 素顔の告白』 (2004) / イギリス 監督:サザン・モリス 出演:ジョージ・マイケル、スティング、マライア・キャリー、 エルトン・ジョン、ボーイ・ジョージ、アンドリュー・リッジリー <Story> ジョージ・マイケルが、自らの音楽人生を振り返りながら、その足跡や心境を語る、ドキュメント形式の映画。 ゲストに、上で述べたそうそうたるスター達や、かつての仲間・友人を迎え、音楽シーンでは見られない素顔の彼に迫っていく。 華々しいデビュー、世界的ポップスターへの階段を駆け上がったWham!、 そして4年間の活動の後の、絶頂期での解散。 その後、アルバム"Faith"で、スーパースターの地位を不動にしたと思われたジョージ。しかし、彼は、プロモーションの世界から身を引いていく。 最愛の恋人と、母の死。 彼の音楽活動が、資本に踊らされることを良しとしなくなった、ターニング・ポイントとなる出来事だった。 <感想> アイドルとしての、そして、その後のスーパースターとしての顔しか分からない我々にとって、この映画は、彼の本当に飾らないありのままの声を伝えてくれた。 90年代以降、音楽シーンの第1線からは退いているように見えるジョージ。 そこには、様々な葛藤があった。 作らされている音楽、 スターであることに疲弊していく過程。 人間らしい生活を求めたくなるのも当然。 ゲイであることのカミングアウトもその一環であろう。 政治的な曲作りには、アメリカからの黙殺というお返しがついてきた。現在も続いている。 全英・欧州チャートでは常に上位である彼だが、 全米では無視されたまま。日本でも、当然、影が薄くなった。 あれだけの才能・ビジュアルを持っている彼。 ぜひもう一花咲かせてもらいたいと願った。 【Rock/Pops:シ】ジョージ・マイケルGeorge Michael / ベスト(CD) (Aポイント付) ********************* 今日の評価:★★★ (ドキュメンタリーなので、演技うんぬんということは避けたいが、 ありのままを伝えて、自分のからを破っていく姿勢はとても素晴らしいと思った。 往年の音楽ファンは一見の価値あり♪) 【Rock/Pops:シ】ジョージ・マイケルGeorge Michael / Patience(CD) (Aポイント付) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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